菊花賞の馬体重2026最新一覧!当日増減と過去10年の体重別成績を徹底解説
菊花賞の馬体重は、長距離適性や当日のコンディションを判断するうえで、どこまで予想に役立つのでしょうか。2026年10月25日に京都競馬場で行われた第87回菊花賞は、芝3000メートルの長丁場。JRAの公式成績によると、ゴーイントゥスカイが498kg(前走比−4kg)で優勝し、464kg(−8kg)のバステールが2着、482kg(+4kg)のダノンヒストリーが3着に入りました。
今回の結果は、馬体重の大小だけでは好走馬を見極められないことを示しています。調教後の馬体重とレース当日の計量値には違いがあり、過去10年の体重別成績にも一定の傾向が見られます。2026年の出走馬18頭のデータと歴代優勝馬の記録を照合し、馬体重の増減を予想に生かす方法を解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 2026年の結果:ゴーイントゥスカイは498kg(−4kg)で優勝。2着バステールは464kg(−8kg)だった。
- 過去10年の傾向:2016〜2025年の集計では、470〜489kgの馬の3着内率が24.6%。500kg以上は6.1%だった。
- 予想の判断基準:馬体重だけで評価を決めず、前走比、調教後からの変化、過去の体重推移、脚質、長距離適性を組み合わせることが大切。
【2026年最新】菊花賞の当日馬体重一覧
2026年の菊花賞は10月25日、京都競馬場の芝3000メートルで行われました。JRAが公表したレース結果から、出走馬18頭の当日馬体重と前走からの増減を整理します。
以下の表では、調教後の計量値、前走の馬体重、当日馬体重を比較できます。「前走比」は前走時と当日を比較した増減であり、「調教後比」は調教後の計量値から当日までに変化した重量です。単位はいずれもkgです。
| 馬番 | 馬名 | 調教後 | 前走 | 当日(前走比) | 調教後比 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | エムズビギン | 512 | 508 | 500(−8) | −12 |
| 2 | コンジェスタス | 534 | 528 | 530(+2) | −4 |
| 3 | アウダーシア | 502 | 506 | 506(0) | +4 |
| 4 | ショウナンガルフ | 480 | 474 | 478(+4) | −2 |
| 5 | ジャスティンシカゴ | 509 | 508 | 500(−8) | −9 |
| 6 | バステール | 464 | 472 | 464(−8) | 0 |
| 7 | ラージアンサンブル | 481 | 476 | 478(+2) | −3 |
| 8 | ロブチェン | 524 | 518 | 514(−4) | −10 |
| 9 | ゴーイントゥスカイ | 510 | 502 | 498(−4) | −12 |
| 10 | ダノンヒストリー | 483 | 478 | 482(+4) | −1 |
| 11 | アスクエジンバラ | 484 | 470 | 476(+6) | −8 |
| 12 | サノノグレーター | 472 | 470 | 464(−6) | −8 |
| 13 | キンググローリー | 480 | 466 | 466(0) | −14 |
| 14 | マジョレルブルー | 492 | 486 | 488(+2) | −4 |
| 15 | シートゥサミット | 530 | 524 | 520(−4) | −10 |
| 16 | ショウナンハヤナミ | 460 | 456 | 454(−2) | −6 |
| 17 | チャリングクロス | 497 | 506 | 494(−12) | −3 |
| 18 | ナリタエスペランサ | 478 | 470 | 478(+8) | 0 |
出典:JRA「2026年菊花賞」レース結果および「菊花賞(GⅠ)出走馬の調教後の馬体重」。調教後比は両時点の計量値から算出。
2026年の出走馬で最も重かったのは530kgのコンジェスタス、最も軽かったのは454kgのショウナンハヤナミでした。両馬の差は76kgです。一方、勝ったゴーイントゥスカイは498kgで、極端に大きい馬でも小さい馬でもありません。
また、2着のバステールは464kgで、調教後と当日の計量値が同じでした。前走からは8kg減っていますが、当日の数字だけを見れば、単純に体重が減り続けていたわけではありません。どの時点の計量値と比較しているかによって、馬体重の読み方は変わります。

【調教後の馬体重】JRAの発表時刻と当日計量の違い
菊花賞の馬体重を調べる際には、JRAが公表する「調教後の馬体重」と「当日馬体重」を区別する必要があります。調教後の馬体重はレース直前の水曜日または木曜日の調教後に計量するもので、当日の発表値とは異なります。
2026年の調教後馬体重は、JRAから10月22日(木曜)に公表されました。計量日は馬によって10月21日または22日で、ゴーイントゥスカイは510kg、バステールは464kgでした。前走時の馬体重は、それぞれ502kg、472kgです。
JRAの案内では、調教後の馬体重は原則としてレース直前の水曜日または木曜日に計量し、木曜日の17時に一括発表します。レース当日の馬体重は、発走時刻のおおむね70分前に計量されます。2026年の菊花賞は15時40分発走だったため、当日の計量時刻は14時30分ごろが目安でした。
ただし、調教後から当日までの増減を、そのまま体調の良し悪しに置き換えることはできません。JRAも、調教、輸送、飼い付け、排糞などによって馬体重は変動すると説明しています。調教後から12kg減ったゴーイントゥスカイも、当日は498kgで勝利しました。
したがって、調教後馬体重は当日を予測するための参考値、当日馬体重は最終的な状態を確認するためのデータとして使い分けるのが適切です。計量時点の違いを無視して「12kg減だから危険」と判断するのは早計です。
【過去10年の体重別成績】470〜489kgと500kg以上を比較
菊花賞の過去10年の馬体重傾向を把握するため、2016〜2025年の全出走馬179頭を当日馬体重別に集計した分析を見てみます。ここでいう勝率は1着の割合、3着内率は1〜3着に入った割合です。以下の数値は同期間のレース結果を集計したもので、JRAが公式に発表している独立の体重別統計表ではありません。
470〜489kgは、過去10年の好走馬が比較的多く集まった体重帯です。470〜479kgの33頭は1勝、2着5回、3着2回で、3着内率は24.2%。480〜489kgの36頭は3勝、2着2回、3着4回で、3着内率は25.0%でした。
この2つの階級を合算すると、69頭中17頭が3着以内に入っています。3着内率は24.6%です。それ以外の体重帯では110頭中13頭が3着以内で、3着内率は11.8%でした。過去10年の集計では、470〜489kgの馬に一定の好走傾向が見られます。
一方、500kg以上の馬はどうでしょうか。500〜509kgの11頭は2着が1回で、510kg以上の22頭は1勝のみ。合計33頭中2頭が3着以内に入り、3着内率は6.1%でした。数字だけを比較すれば、500kg以上の大型馬は過去10年の菊花賞で苦戦する傾向が見られます。
ただし、これは体重帯ごとの過去成績であり、体重が成績を決定するという因果関係を証明するものではありません。500kg以上でも、2024年のアーバンシックは510kgで優勝しています。特定の階級だけを切り取って大型馬を一律に評価するのは避けたいところです。
体重帯別の主な数字を整理すると、次のようになります。
- 439kg以下:5頭、3着内率0%
- 440〜449kg:5頭、3着内率20.0%
- 450〜459kg:16頭、3着内率18.8%
- 460〜469kg:18頭、3着内率16.7%
- 470〜479kg:33頭、3着内率24.2%
- 480〜489kg:36頭、3着内率25.0%
- 490〜499kg:33頭、3着内率12.1%
- 500〜509kg:11頭、3着内率9.1%
- 510kg以上:22頭、3着内率4.5%
なお、上記の数値は2016〜2025年を対象とした過去データです。2026年の結果を加えた集計とは対象期間が異なるため、比較する際は注意してください。
【歴代優勝馬の馬体重】過去10年の平均は477.6kg
出走馬全体の体重別成績に加えて、菊花賞の歴代優勝馬の馬体重を確認すると、勝ち馬の体格には幅があることがわかります。2016〜2025年の優勝馬10頭の当日馬体重を並べると、最も軽い馬は456kg、最も重い馬は510kgでした。
- 2016年:サトノダイヤモンド、498kg
- 2017年:キセキ、488kg
- 2018年:フィエールマン、480kg
- 2019年:ワールドプレミア、478kg
- 2020年:コントレイル、458kg
- 2021年:タイトルホルダー、464kg
- 2022年:アスクビクターモア、476kg
- 2023年:ドゥレッツァ、468kg
- 2024年:アーバンシック、510kg
- 2025年:エネルジコ、456kg
この10頭の馬体重を単純平均すると、477.6kgになります。2026年の勝ち馬ゴーイントゥスカイは498kgで、前年までの10年平均より20.4kg重い馬体重でした。
ここで注目したいのは、平均値から離れた馬でも勝利している点です。2020年のコントレイルは458kg、2025年のエネルジコは456kgで優勝しました。一方、2024年のアーバンシックは510kgで最後の一冠を手にしています。
歴代優勝馬の数字からわかるのは、特定の馬体重が優勝の絶対条件ではないということです。平均値は比較の目安にはなりますが、馬の骨格、筋肉量、成長過程、レース当日の気配などを考慮しなければ、数字の意味を正しく読み取れません。
なお、2021年と2022年は京都競馬場の改修に伴って阪神競馬場で開催されました。開催場やコース条件の違いもあるため、馬体重以外の要素を含めて比較することが大切です。
【馬体重増減の読み方】菊花賞の予想にどう生かす?
馬体重の増減は、前走から何kg変化したかという数字だけで判断するのではなく、過去の推移と当日の状態を組み合わせて考える必要があります。菊花賞は3000メートルを走るため、スタミナや折り合い、レース中の位置取りなど、体重以外の要素も結果に大きく関わります。
1.前走比の増減は、馬自身の過去の体重と比較する
同じ8kg減でも、普段から体重が変動しやすい馬と、毎回ほぼ同じ体重で出走する馬では意味合いが異なります。前走だけでなく、2走前や3走前の馬体重も確認し、増減の幅がその馬にとって珍しいかどうかを見極めましょう。
2026年のバステールは472kgから464kgへ8kg減って2着に入りました。対してゴーイントゥスカイは502kgから498kgへ4kg減って優勝しています。減少幅だけで両馬を評価しても、実際の着順を十分には説明できません。
2.調教後の数字と当日の数字を分けて見る
調教後から当日までに体重が減っていても、それだけで状態悪化とは限りません。反対に、体重が増えていれば必ず成長や好調を示すというわけでもありません。輸送や調教などの影響を踏まえ、当日の馬体重と過去の推移を照合してください。
2026年は、ゴーイントゥスカイが調教後510kgから当日498kgへ12kg減りました。バステールは調教後も当日も464kgでした。両馬とも上位に入っており、調教後からの変化が小さい馬だけを高く評価すればよいわけではないことがわかります。
3.体重帯の傾向は、候補馬を絞る補助材料にする
過去10年では470〜489kgの馬の3着内率が比較的高く、500kg以上は低めでした。しかし、体重帯別の数字は出走馬の能力や人気、展開、コース条件などをすべて同じにした比較ではありません。体重だけを根拠に馬券の候補から外すのではなく、ほかの評価材料と合わせて使うべきです。
4.長距離適性とレース展開を優先する
菊花賞では、道中で力まずに走れるか、折り合いをつけられるか、勝負どころで位置を上げられるかといった点も重要です。馬体重が理想的な範囲に入っていても、折り合いに課題があったり、スタミナ面に不安があったりすれば、3000メートルで力を出し切れない可能性があります。
馬体重の数字を予想に生かすなら、まず過去の体重推移と当日の増減を確認し、そのうえで前走内容、距離適性、脚質、枠順、馬場状態を検討する。この順序なら、単一の数値に引きずられずに評価できます。
【プロの結論】菊花賞の馬体重と勝率の関係を正しく読む
菊花賞の馬体重を分析するうえで押さえておきたいのは、過去に好走馬が多かった体重帯と、目の前の馬が好走する確率は同じものではないという点です。470〜489kgの馬が過去10年で比較的高い3着内率を示していても、その範囲に入っているだけで好走が保証されるわけではありません。
同じように、500kg以上の馬の3着内率が低かったとしても、大型馬を一律に評価から外すのは適切ではありません。2024年のアーバンシックは510kgで優勝し、2026年には498kgのゴーイントゥスカイが勝利しました。軽い馬にも重い馬にも、勝利の実例があります。
2026年の菊花賞を振り返ると、1着のゴーイントゥスカイは498kg、2着のバステールは464kg、3着のダノンヒストリーは482kgでした。上位3頭の馬体重には34kgの差があります。それでも、3頭はいずれも3000メートルのレースで上位に入っています。
この結果を予想の判断基準に置き換えるなら、馬体重は「好走する馬を直接決める数字」ではなく、「状態の変化や過去の傾向を確かめる数字」として扱うのが適切です。前走比の増減が大きい馬は、その理由を過去の体重推移や調教後の計量値と照らし合わせる。470〜489kgの馬は過去の傾向を参考にしつつ、能力や展開の評価を優先する。500kg以上の馬も、体格だけで切り捨てない。この3点が基本になります。
過去データを使う際には、対象期間と集計方法にも注意が必要です。2016〜2025年の体重別成績は、2026年の出走馬に対する参考材料にはなりますが、今後の菊花賞で同じ数字が再現されるとは限りません。統計的な傾向を、個々の馬の状態や適性と組み合わせて判断することが大切です。
【菊花賞馬体重】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:菊花賞の当日馬体重は何時ごろ発表されますか?
JRAはレース当日の馬体重を発走時刻のおおむね70分前に計量すると案内しています。2026年の菊花賞は15時40分発走だったため、計量時刻の目安は14時30分ごろでした。正確な発表状況は当日のJRA公式情報で確認してください。
Q2:菊花賞は470〜489kgの馬を狙えばよいのでしょうか?
過去10年の集計では、この体重帯の3着内率は24.6%でした。ただし、これは過去の出走馬をまとめた数字です。450kg台の優勝馬もいれば、500kgを超える優勝馬もいるため、体重帯だけで候補を決めるのはおすすめできません。
Q3:菊花賞で馬体重が10kg以上減っていたら危険ですか?
一律に危険とは判断できません。調教や輸送などによって体重は変動します。前走からの減少なのか、調教後から当日までの減少なのかを区別し、過去の体重推移や当日の状態と照らし合わせることが大切です。
まとめ:菊花賞の馬体重は増減と適性をセットで判断する
2026年の菊花賞は、498kgのゴーイントゥスカイが優勝し、464kgのバステールが2着、482kgのダノンヒストリーが3着に入りました。馬体重に大きな差があっても上位に入れることは、体重の大小だけで長距離戦の適性を決められないことを示しています。
過去10年では470〜489kgの馬に比較的高い3着内率が見られ、500kg以上の馬は数字のうえでは苦戦傾向にありました。ただし、歴代優勝馬の馬体重は456〜510kgと幅広く、平均値の477.6kgも絶対的な基準にはなりません。
今後の菊花賞で馬体重を予想に生かすなら、JRAの当日馬体重と調教後馬体重を確認し、前走比と計量時点の違いを把握することから始めましょう。そのうえで、距離適性、折り合い、脚質、前走内容、枠順や馬場状態を組み合わせることが、データに振り回されない予想につながります。 (出典: 菊花賞 馬 体重(Yahoo!ニュース))