女子日本代表サッカー2026最新!アジア制覇からブラジル戦日程・結果まで徹底解説
2026年の女子日本代表サッカー、なでしこジャパンは、AFC女子アジアカップオーストラリア2026で優勝し、第20回アジア競技大会でも金メダルを獲得した。一方、10月の欧州遠征ではハイチに5-1で快勝した後、ドイツに1-2で敗戦。2027年のFIFA女子ワールドカップ・ブラジル大会を見据え、チームの強みと課題が浮き彫りになっている。日本サッカー協会(JFA)の公式記録を軸に、2026年10月28日時点の試合結果、最新メンバー、監督の戦術、今後の日程を整理する。
次の注目カードは、11月29日の広島大会と12月5日の岡山大会で行われるブラジル女子代表との国際親善試合だ。FIFA女子ランキング上位国との連戦は、アジア王者としての実力を測るとともに、来年のワールドカップに向けた重要な強化機会となる。テレビ放送・配信、チケット情報、若手注目選手まで、観戦前に押さえておきたいポイントを解説する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 2026年の主要タイトル:AFC女子アジアカップ優勝、第20回アジア競技大会3連覇を達成。
- 直近の試合結果:ハイチに5-1で勝利、ドイツには1-2で敗戦。欧州遠征は1勝1敗。
- 次戦の予定:11月29日13時55分に広島、12月5日15時に岡山でブラジルと対戦予定。
【2026年最新動向】なでしこジャパンはアジア制覇から世界への挑戦へ
2026年の大きな成果は、3月のAFC女子アジアカップオーストラリア2026での優勝だ。日本はグループステージから攻撃力を発揮し、準決勝では韓国を4-1で下した。3月21日の決勝では、開催国オーストラリアを1-0で撃破。2大会ぶり3度目のアジア制覇を成し遂げた。決勝の決勝点を挙げたのは浜野まいか。前半17分、長谷川唯のパスを受け、ペナルティーエリア外から右隅へシュートを決めた。日本は相手の終盤の猛攻にも耐え、最後までリードを守り切った。
個人記録では植木理子が大会6得点で得点王に輝き、山下杏也加はベストゴールキーパーに選出された。日本はこの大会で2027年のFIFA女子ワールドカップ・ブラジル大会への出場権も獲得している。アジアで結果を残しただけでなく、次の世界大会に向けた準備を早期に進められる点は大きい。
9月から10月にかけて行われた第20回アジア競技大会でも、日本は決勝に進出。10月2日、朝鮮民主主義人民共和国女子代表との試合は2-2で90分と延長戦を終え、PK戦を5-3で制した。上野真実が先制点を挙げ、2-2となった後半終盤には途中出場の西尾葉音が同点ゴールを決めている。GK大場朱羽のPKセーブも勝利を支え、日本は大会3連覇を達成した。
ただし、アジアカップとアジア競技大会では、登録メンバーやチーム編成が同一とは限らない。アジア競技大会ではWEリーグでプレーする選手たちも重要な役割を果たしており、国内組の底上げを示す結果となった。大会名や「日本代表」という表記だけで、すべての試合を同じ顔ぶれで戦ったと考えないことも、なでしこジャパンの戦力を理解するうえで大切だ。
【最新試合結果】ハイチ戦5-1、ドイツ戦1-2で見えた収穫と課題
10月の欧州遠征は、異なる特徴を持つ相手との2試合だった。日本は10月10日、日本時間でハイチ女子代表との国際親善試合に臨み、5-1で勝利。続く10月14日、日本時間のドイツ女子代表戦では1-2で敗れた。JFAの試合報告によれば、遠征成績は1勝1敗。得点数だけでは判断できない、攻撃の連係と強度の高い相手への対応が焦点となった。
ハイチ戦は、攻撃の連動性と交代選手の働きが光った試合だ。日本は前半26分に清家貴子が先制し、33分に浜野まいか、38分に長谷川唯が続いた。ハイチも前半終了間際に1点を返したが、後半57分に千葉玲海菜が追加点を挙げ、82分には途中出場の土方麻椰が5点目を決めた。土方は投入直後に結果を残し、島田芽依も代表デビューを飾っている。
この試合で注目したいのは、単に5得点を挙げたことだけではない。中央でパスをつなぎ、複数の選手が関わって相手の守備を崩す場面があり、途中出場の選手も攻撃に変化を加えた。先発組だけでなく、交代後も得点を狙える選手がいることは、試合数の多い大会で強みになる。一方、ハイチの身体能力や推進力に対応する時間帯もあり、守備の安定を継続する必要性も残った。
ドイツ戦では、世界トップクラスの相手に対する対応力が問われた。日本は前半15分、谷川萌々子のゴールで先制したものの、28分に同点とされ、後半73分に逆転を許した。ドイツはFIFA女子ランキング上位の強豪であり、日本がボールを保持するだけでは主導権を確保できないことが表れた試合でもある。相手の守備陣が前へ出てくる状況や、強度の高いプレッシングに対して、ボールを失わずに前進する方法を増やすことが今後の課題だ。
ハイチ戦の快勝とドイツ戦の敗戦は矛盾する結果ではない。日本が攻撃の連係を発揮できることと、相手の強度が上がった状況でも同じ精度を保てることは別の課題だ。ブラジルとの連戦では、得点数だけでなく、相手の圧力を受けた際の判断、ボールを失った直後の守備、終盤の試合運びにも注目したい。
【女子日本代表サッカーの日程・結果一覧】2026年の主要試合を総整理
2026年は、春のアジアカップ、秋のアジア競技大会、欧州遠征と、異なる目的を持つ試合が続いた。主要な公式結果と今後の予定を時系列でまとめた。日付は原則として日本時間で整理している。
| 日付(日本時間) | 大会・対戦相手 | 結果・状況 | 主なポイント |
|---|---|---|---|
| 3月4日 | アジアカップ・チャイニーズタイペイ戦 | 2-0で勝利 | グループステージを白星でスタート |
| 3月7日 | アジアカップ・インド戦 | 11-0で勝利 | 攻撃力を発揮 |
| 3月10日 | アジアカップ・ベトナム戦 | 4-0で勝利 | グループステージを首位通過 |
| 3月15日 | アジアカップ・フィリピン戦 | 7-0で勝利 | 準々決勝を突破し、W杯出場権を獲得 |
| 3月19日 | アジアカップ・韓国戦 | 4-1で勝利 | 決勝進出 |
| 3月22日 | アジアカップ・オーストラリア戦 | 1-0で勝利 | 2大会ぶり3度目の優勝 |
| 9月17日 | アジア競技大会・ベトナム戦 | 8-0で勝利 | 大会初戦で快勝 |
| 9月29日 | アジア競技大会・韓国戦 | 2-0で勝利 | 決勝進出 |
| 10月2日 | アジア競技大会・朝鮮民主主義人民共和国戦 | 2-2、PK5-3で勝利 | 大会3連覇、金メダル獲得 |
| 10月10日 | 国際親善試合・ハイチ戦 | 5-1で勝利 | 複数の選手が得点に関与 |
| 10月14日 | 国際親善試合・ドイツ戦 | 1-2で敗戦 | 強豪相手の課題を確認 |
| 11月29日 | 国際親善試合・ブラジル戦(広島) | 開催予定 | 13時55分キックオフ予定 |
| 12月5日 | 国際親善試合・ブラジル戦(岡山) | 開催予定 | 15時キックオフ予定 |
この一覧で押さえておきたいのは、アジアカップの優勝とアジア競技大会の金メダル、そして秋の欧州遠征を同じ尺度だけで評価しないことだ。大会の目的、対戦相手、起用された選手が異なるため、勝敗に加えて、どの選手が出場機会を得たか、どのような課題が表れたかを見ることで、チームの変化を立体的に把握できる。

【最新メンバーと若手注目選手】ブラジル戦に向けて誰を見るべきか
2026年10月の欧州遠征で招集された選手の中では、GK山下杏也加、大場朱羽、大熊茜、DF北川ひかる、高橋はな、古賀塔子、MF長谷川唯、長野風花、宮澤ひなた、藤野あおば、谷川萌々子、浜野まいか、FW土方麻椰、島田芽依らが注目される。実際の出場メンバーは試合ごとに異なり、負傷などによる離脱や追加招集もあった。最新メンバーを確認する際は、過去の大会名簿ではなく、対象試合の招集発表を基準にしたい。
若手注目選手の筆頭格は谷川萌々子だ。ドイツ戦では前半15分に得点し、強豪相手にも得点を生み出せることを示した。浜野まいかはアジアカップ決勝で決勝点を挙げ、ハイチ戦でもゴールを記録。土方麻椰はハイチ戦で途中出場から得点し、限られた時間で結果を出した。島田芽依も同試合で代表デビューを果たしており、今後の出場機会が注目される。
中盤の長谷川唯と長野風花は、ボール保持や攻守の切り替えを支える重要な存在だ。日本の持ち味である連係を機能させるには、前線の選手が動き出すタイミングと、中盤からパスを供給する判断がかみ合わなければならない。若手の得点力だけでなく、経験豊富な選手との組み合わせにも目を向けたい。
歴代メンバーを振り返ると、2011年のFIFA女子ワールドカップ優勝を支えた澤穂希、宮間あや、熊谷紗希らの世代から、現在の長谷川や浜野、谷川らへと、なでしこジャパンは世代交代を進めてきた。歴代の実績を知ることは、現在のチームに過去と同じ戦い方を求めるためではない。どの時代にも異なる強みがあり、2026年のチームが連係と個の力をどう組み合わせて世界を目指すのかを理解する手掛かりになる。
なお、10月28日時点で、11月29日と12月5日のブラジル2連戦に向けた招集メンバーはまだ発表されていない。10月の欧州遠征メンバーがそのまま出場すると決まったわけではないため、最終的な出場選手はJFAの公式発表で確認したい。
【狩野監督の戦術とFIFAランキング】世界トップクラスに勝つための条件
現在のなでしこジャパンを率いるのは狩野倫久監督だ。前任のニルス・ニールセン監督はアジアカップ優勝後の2026年4月に契約満了で退任し、狩野氏は5月14日に正式に監督へ就任した。狩野監督は年代別代表の指導経験を持ち、攻守の連動性に加えて、1対1の局面や球際で勝ち切る力を高める必要性を示している。
狩野体制で重視されるのは、素早い攻守の切り替えと前方へのアクションだ。6月の南アフリカ戦では4-2-3-1を採用し、ハイチ戦では4-3-3で戦った。相手や選手の特徴に応じて配置を変えながら、素早くボールを奪い、前へ進むことを目指す。固定されたフォーメーションだけで戦術を判断するのではなく、ボールを失った後の反応、サイドの選手が前進するタイミング、中央の選手が作るパスコースを見ることが重要だ。
FIFA女子ランキングでは、2026年10月20日発表の最新順位で日本は5位を維持した。アジア勢では最上位で、ブラジルは7位。ランキング上の差はわずか2つだが、順位だけで試合の優劣が決まるわけではない。日本が得意とするパスワークを発揮できるか、相手のフィジカルや個人技に対して守備陣が対応できるか、ゴール前で決定機をものにできるかが勝敗を左右する。
ドイツ戦で浮かび上がったのは、ボールを保持していても、相手の守備陣が前へ出てくる局面で選択肢を失えば、攻撃が停滞するという問題だ。世界の強豪と戦うには、ショートパスをつなぐ技術だけでなく、相手のプレスを外す動き、縦方向へのパス、球際でボールを奪い返す力が必要になる。ブラジル戦は、こうした課題への対応を確かめる機会となる。

【次戦ブラジル戦の日程・チケット・放送】広島と岡山で2連戦
次の大きな注目カードは、ブラジル女子代表との国際親善試合2連戦だ。JFAは11月29日に広島、12月5日に岡山での開催を発表している。2027年の女子ワールドカップ開催国であるブラジルとの対戦は、翌年の本大会を見据えた強化試合としても意味がある。
第1戦:2026年11月29日(日)
会場は広島県広島市のエディオンピースウイング広島。13時55分キックオフ予定で、日本テレビ系全国ネットの生中継とTVerのライブ配信が予定されている。スタジアムで観戦する場合は、JFAのチケット販売情報を確認したい。10月26日にはバックスタンド2層のカテゴリー2を対象とした追加販売が発表され、10月31日10時から先着順で販売される予定だ。
第2戦:2026年12月5日(土)
会場は岡山県岡山市のJFE晴れの国スタジアム。15時キックオフ予定で、ABEMAによる無料生配信が予定されている。放送・配信予定やチケットの取り扱いは変更される可能性があるため、観戦前にJFAの最新告知を確認しておこう。
戦術面で注目したいのは、ブラジルの個人技やスピードに対して、日本が守備の連係を保てるかという点だ。相手の攻撃を止めるだけでなく、奪ったボールをどのように前線へ運ぶかも重要になる。日本が自分たちのパスワークを生かせる時間帯を増やせれば、得点機会を作りやすくなる。一方、ボールを失った直後に守備の陣形が崩れると、相手の速い攻撃を受けるリスクが高まる。
また、2試合を続けて見ることで、先発メンバーや交代策の違い、選手の組み合わせによる攻撃の変化も比較できる。ブラジル戦を勝敗だけで評価するのではなく、2027年ワールドカップに向けて、どの選手が強豪相手に自分の持ち味を出せたかという視点で観戦すると、代表チームの成長をより深く理解できる。
【女子日本代表サッカー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:なでしこジャパンの次の試合はいつですか?
日本時間の2026年11月29日(日)13時55分に広島でブラジル女子代表と対戦予定です。続いて12月5日(土)15時から岡山でもブラジル戦が予定されています。
Q2:ハイチ戦とドイツ戦の結果はどうなりましたか?
ハイチ戦は5-1で日本が勝利しました。ドイツ戦は谷川萌々子が先制点を挙げたものの、1-2で敗戦。10月の欧州遠征は1勝1敗で終わっています。
Q3:なでしこジャパンの監督とFIFA女子ランキングは?
2026年10月28日時点の監督は狩野倫久氏です。10月20日発表のFIFA女子ランキングでは日本は5位を維持し、アジア勢の最上位となっています。
Q4:ブラジル戦はテレビやネットで見られますか?
11月29日の広島戦は日本テレビ系全国ネットで生中継され、TVerでもライブ配信予定です。12月5日の岡山戦はABEMAで無料生配信予定です。
Q5:ブラジル戦のチケットはまだ購入できますか?
11月29日の広島戦では、10月31日10時からバックスタンド2層のカテゴリー2の追加販売が先着順で予定されています。販売状況は変動するため、JFAの公式チケット情報を確認してください。
まとめ:【プロの結論】ブラジル2連戦で見るべき3つの判断基準
2026年のなでしこジャパンは、アジアカップ優勝とアジア競技大会3連覇という確かな実績を残した。10月の欧州遠征ではハイチに快勝し、ドイツには敗れたものの、強豪相手に改善すべき課題も明らかになった。アジアで勝つ力を、世界のトップクラスにも通用する力へとつなげることが、今後の最大のテーマになる。
ブラジル戦を評価する際は、次の3点を基準にしたい。
- 攻撃の再現性:相手のプレッシャーが強い状況でも、パスをつないで前進し、決定機を作れるか。
- 守備の強度:球際の競り合い、ボールを失った直後の切り替え、終盤の守備を安定させられるか。
- 選手層の厚さ:先発だけでなく、途中出場の選手が流れを変え、得点や守備の改善に貢献できるか。
澤穂希や宮間あやらが築いた歴史を受け継ぎながら、現在の選手たちは新たな強みを磨いている。長谷川唯や長野風花のゲームコントロール、浜野まいかや谷川萌々子らの攻撃力、若手選手の成長がかみ合えば、チームの選択肢はさらに広がる。11月29日と12月5日のブラジル戦は、単なる年末の親善試合ではない。2027年の世界舞台に向けて、なでしこジャパンがどこまで進化したのかを測る重要な2試合となる。 (出典: 女子 日本 代表 サッカー(Yahoo!ニュース))