東京の猛暑日は2026年に何日?7月9日・平年差+7.5日の実態と過去記録を徹底解説
2026年の東京は、6月から8月までの3か月間に猛暑日を12日観測しました。気象庁の「2026年の猛暑日・真夏日などの日数」によると、平年差は+7.5日。月別では7月が9日、8月が3日で、6月は0日でした。前年の2025年夏と比べると猛暑日の日数は減少したものの、平年を上回る暑さが続いたことが分かります。
猛暑日とは最高気温が35℃以上の日を指します。2026年4月には、最高気温40℃以上の日を「酷暑日」と呼ぶことも気象庁が決定しました。東京の猛暑日はいつからいつまで発生するのか、過去最多の記録はどうなっているのか。真夏日や熱帯夜との違い、地球温暖化やヒートアイランド現象との関係、熱中症対策まで、公式観測データをもとに整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 2026年の猛暑日:東京では6〜8月に12日観測され、平年差は+7.5日。7月だけで9日を記録しました。
- 2025年との比較:2025年の6〜8月は25日。2026年は13日少ない一方、平年より猛暑日が多い夏でした。
- 暑さ対策:35℃未満でも熱中症の危険はあります。熱中症警戒アラートや暑さ指数(WBGT)を確認し、日中だけでなく夜間も対策が必要です。
【2026年最新】東京の猛暑日は何日?6〜8月の観測結果を解説
気象庁が公表した2026年の観測資料では、東京の猛暑日は夏季3か月間で合計12日でした。平年差は+7.5日で、1991〜2020年の30年間を基準とする平年値と比べても、35℃以上の日が明確に多い結果となっています。
ただし、猛暑日が毎月均等に発生したわけではありません。2026年は7月に集中し、8月は3日、6月は0日という構成でした。
2026年の東京の猛暑日を月別に見ると、7月の暑さが突出していたことが分かります。夏全体の日数だけでは、どの時期に厳しい暑さが集中したのかを見落としやすいため、月別の内訳も確認することが大切です。
また、平年差+7.5日は、平年の猛暑日数が7.5日だったという意味ではありません。2026年の12日から平年差を差し引くと、平年の平均は約4.5日となります。平年差は、過去30年間の平均的な発生頻度と比較するための数値です。
なお、ここで扱う12日は、気象庁の統計区分である6〜8月の合計です。9月以降を含む年間合計とは異なるため、過去の年間記録と比較する際には集計期間をそろえる必要があります。

【真夏日との違い】猛暑日は最高気温35℃以上、酷暑日は40℃以上
猛暑日と真夏日は、いずれも気象庁が天気予報などで使用する予報用語です。違いは、その日の最高気温が何℃に達したかにあります。
最高気温が35℃に届かなかった日でも、30℃以上なら真夏日です。さらに、日中の最高気温だけでなく、夜間に気温が下がるかどうかも、実際の暑さや体への負担を考えるうえで重要なポイントになります。
気温区分を整理すると、次のとおりです。
- 夏日:最高気温25℃以上
- 真夏日:最高気温30℃以上
- 猛暑日:最高気温35℃以上
- 酷暑日:最高気温40℃以上
最後の「酷暑日」は、2026年4月17日に気象庁が正式に名称を決定しました。それまで40℃以上の日には、猛暑日を超える区分として広く定着した気象庁の予報用語がありませんでした。2026年からは、顕著な高温への警戒を伝える名称として活用されます。
重要なのは、これらの呼び名が暑さの危険度を完全に表すものではないという点です。猛暑日でなくても、湿度が高い日や風が弱い日、暑さに体が慣れていない時期には熱中症の危険があります。気温の区分だけで安全かどうかを判断しないことが大切です。
【2025年と比較】東京の猛暑日・真夏日・熱帯夜はどう変わった?
2026年の暑さを評価するには、前年との比較が欠かせません。気象庁の2025年と2026年の観測資料を同じ6〜8月の期間で比較すると、猛暑日だけでなく真夏日や熱帯夜の日数にも違いが見られます。
以下は、気象庁の「気温日数」に掲載された東京のデータをまとめたものです。熱帯夜の欄は、資料上で日最低気温25℃以上の日数として集計された数値です。
| 期間 | 猛暑日 35℃以上 | 真夏日 30℃以上 | 熱帯夜相当 最低25℃以上 |
|---|---|---|---|
| 2026年6月 | 0日 | 2日 | 0日 |
| 2026年7月 | 9日 | 21日 | 10日 |
| 2026年8月 | 3日 | 24日 | 6日 |
| 2026年6〜8月 | 12日 | 47日 | 16日 |
| 2025年6月 | 0日 | 13日 | 1日 |
| 2025年7月 | 7日 | 27日 | 20日 |
| 2025年8月 | 18日 | 29日 | 24日 |
| 2025年6〜8月 | 25日 | 69日 | 45日 |
2026年の猛暑日は、前年の25日から12日に減少しました。差は13日です。ところが、2026年の猛暑日12日は平年より7.5日多く、暑さが平年並みに戻ったわけではありません。
月別の変化も特徴的です。2025年は8月に猛暑日が18日ありましたが、2026年は7月に9日、8月に3日でした。つまり、前年は8月に集中した猛暑日が、2026年は7月に偏っていたのです。
真夏日も、2026年の夏は合計47日で、2025年の69日を下回りました。一方、最低気温25℃以上の日数も2026年は16日、2025年は45日と大きな差があります。日中の猛暑だけでなく、夜間の気温が高い日がどれだけ続いたかによって、体を休めやすいかどうかも変わります。
なお、2025年の6〜8月は25日の猛暑日を記録しました。東京の連続猛暑日についても、気象庁の資料では2025年8月18〜27日の10日間が確認され、それまでの9日間という記録を更新しています。単年の合計日数と連続日数は異なる指標なので、過去最多を比較する際は区別して見る必要があります。

【過去最多・歴代記録】東京の猛暑日はいつからいつまで発生する?
東京の猛暑日に、毎年共通する決まった開始日や終了日はありません。気象庁の定義では、その日の最高気温が35℃以上になれば猛暑日となります。暦上の期間ではなく、実際の観測値によって決まるものです。
東京では夏季に猛暑日が集中しますが、年によっては6月に発生したり、9月まで続いたりすることもあります。2026年は6月に0日、7月に9日、8月に3日でした。2025年は6月に0日、7月に7日、8月に18日と、月ごとの分布が大きく異なっています。
過去最多を調べる際には、次の3つを混同しないことが重要です。
- 夏季の合計日数:6〜8月など、決められた期間内に何日あったか。
- 年間の合計日数:1〜12月など、年間を通して何日あったか。
- 連続猛暑日数:最高気温35℃以上の日が何日連続したか。
2025年の東京は6〜8月だけで25日の猛暑日を観測し、8月には10日連続の猛暑日も記録しました。これらは2026年との比較において重要な実績です。ただし、夏季合計と年間合計は集計期間が異なるため、25日という数値だけで年間の歴代最多を判断することはできません。
長期的な傾向については、東京管区気象台の「関東甲信地方のこれまでの気候の変化」が参考になります。同資料は、猛暑日の日数が1990年代半ばを境に大きく増加したことを示しています。地点ごとに増加傾向の統計的な確かさは異なりますが、長期的な暑さの変化を考える際には、単年の増減だけでなく、数十年単位の観測も確認する必要があります。
つまり、2026年の12日という数字は、2025年の25日と比べれば少ないものの、それだけで長期的な高温傾向が解消したとは判断できません。年ごとの気象条件による変動と、長期的な気候変化を分けて捉えることが、記録を正しく読み解くポイントです。
【発生原因を分析】東京の猛暑日が増える背景と長期的な気温変化
東京の猛暑日を考えるうえでは、地球温暖化と都市特有の気温上昇を分けて理解する必要があります。どちらか一方だけで猛暑日の発生を説明することはできません。
第一の背景は、地球規模の気温上昇です。気象庁によると、2026年の日本の夏(6〜8月)の平均気温偏差は、1991〜2020年の基準値に対して+1.02℃でした。1898年の統計開始以降では5番目に高い値です。2025年の夏は+2.36℃で、統計開始以降の最高を記録しました。
これらは日本全体の数値であり、東京だけの気温偏差を示すものではありません。それでも、広い地域で高温が続く背景を理解するための重要な資料です。気温の基礎的な水準が高まれば、日最高気温が35℃に達する条件も整いやすくなります。
第二の背景は、ヒートアイランド現象です。東京都環境局によると、都市部では緑地や水面の減少、アスファルトやコンクリートによる蓄熱、建物や自動車などからの人工排熱、風の弱まりといった要因が気温上昇に関係します。
緑地や水面には、水分の蒸発などを通じて周囲の熱環境を和らげる働きがあります。一方、舗装された道路や建築物は日中に熱を蓄え、夜間にも熱を放出します。さらに、空調設備や自動車などから出る熱も都市の気温に影響します。
こうした要因が重なると、東京では日中に気温が上がるだけでなく、夜間も気温が下がりにくい状況が生じます。日中の猛暑日と夜間の熱帯夜が重なる場合には、体が熱を逃がしにくくなり、疲労の蓄積や熱中症の危険にもつながります。
ただし、東京のある一日の最高気温が35℃を超えた理由を、地球温暖化やヒートアイランド現象のどちらかだけに求めることはできません。実際の気温は、その日の気圧配置、風、日照、湿度など、複数の条件によって変わります。長期的な傾向と個々の日の気象条件を分けて考えることが重要です。

【熱帯夜・熱中症対策】猛暑日でなくても注意すべき理由
東京の暑さを考える際、日中の最高気温だけでなく、夜間の最低気温にも目を向ける必要があります。熱帯夜は、夜間の最低気温が25℃以上となる状態を指します。気象庁の統計資料では、日最低気温25℃以上の日数を熱帯夜の日数として扱っています。
2026年の東京では、6〜8月の日最低気温25℃以上の日数は合計16日でした。前年の2025年は45日で、2026年は大幅に少ない結果です。それでも、最低気温が25℃を下回らない夜には、睡眠中に体の熱を十分に逃がしにくくなることがあります。
また、熱中症の危険は猛暑日だけに限られません。湿度が高い環境では汗が蒸発しにくく、体温調節が難しくなります。屋外での運動や作業、冷房の効いていない室内、暑さに慣れていない時期などは、最高気温が35℃未満でも注意が必要です。
環境省は、熱中症予防のために、涼しい環境で過ごすこと、適切にエアコンを使用すること、こまめな水分・塩分補給、暑さ指数(WBGT)の確認などを呼びかけています。日常生活では、次の対策を組み合わせることが大切です。
- エアコンを適切に使う:電気代を気にして冷房を我慢せず、夜間や就寝中も室温に応じて使用する。
- 水分をこまめに補給する:喉の渇きを感じる前から水分を取り、汗を多くかいたときは塩分も補給する。持病などで塩分制限がある場合は、医療従事者の指示に従う。
- 暑い時間帯の外出を調整する:日差しの強い時間帯は屋外での運動や作業を避け、日陰や冷房のある場所で休憩する。
- 暑さ指数とアラートを確認する:気温だけで判断せず、環境省の熱中症警戒アラートや暑さ指数(WBGT)を参考に行動する。
- 周囲の人の体調にも気を配る:高齢者や子どもなど、暑さへの対応が難しい人には声をかけ、室温や水分補給の状況を確認する。
めまい、立ちくらみ、頭痛、強いだるさなどが現れたら、無理を続けず、涼しい場所で休み、体を冷やして水分を補給してください。意識がはっきりしない、自力で水分を飲めないといった症状がある場合は、ためらわず119番で救急車を呼ぶ必要があります。
猛暑日や熱帯夜の日数は、地域全体の暑さを把握するための指標です。個人の熱中症リスクは、年齢や体調、活動内容、湿度、室内環境などによっても変わります。日数が少ない年であっても、目の前の環境に合わせて対策することが欠かせません。
【猛暑日東京】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の東京の猛暑日は何日ありましたか?
A1:気象庁の2026年の気温日数資料によると、6〜8月は合計12日でした。内訳は6月0日、7月9日、8月3日で、平年差は+7.5日です。
Q2:東京の猛暑日はいつからいつまで発生しますか?
A2:猛暑日に決まった開始日や終了日はありません。最高気温が35℃以上になった日が猛暑日です。東京では主に夏季に発生しますが、年によって6月や9月にも観測されることがあります。
Q3:2026年と2025年では、どちらの夏が暑かったですか?
A3:東京の猛暑日の日数を6〜8月で比較すると、2025年は25日、2026年は12日でした。2026年は13日少ない結果ですが、平年差は+7.5日であり、平年より猛暑日が多い夏でした。
Q4:猛暑日と真夏日の違いは何ですか?
A4:真夏日は最高気温30℃以上、猛暑日は最高気温35℃以上の日です。また、2026年4月17日に気象庁が決定した「酷暑日」は、最高気温40℃以上の日を指します。
Q5:猛暑日が少なければ熱中症の心配はありませんか?
A5:いいえ。湿度が高い日や熱帯夜、冷房のない室内などでは、最高気温が35℃未満でも熱中症の危険があります。暑さ指数や熱中症警戒アラートを確認し、冷房、水分補給、休憩などの対策を続けてください。
まとめ:2026年の東京の猛暑日から読み取るべきこと
2026年の東京では、6〜8月の猛暑日は12日で、平年差は+7.5日でした。7月が9日、8月が3日、6月が0日という内訳で、前年の2025年の25日と比較すると、猛暑日は13日減少しています。
一方、長期的には猛暑日の増加傾向が指摘されており、2025年には東京で夏季25日の猛暑日と10日連続の猛暑日も記録されました。2026年の減少だけを見て、暑さの問題が解消したと判断することはできません。
今後の暑さを判断する際には、単年の猛暑日数だけでなく、平年差、真夏日、熱帯夜、長期的な気温推移を組み合わせて見ることが大切です。そして、熱中症対策では35℃という境界線にこだわらず、気温や湿度、暑さ指数、体調に応じて行動する必要があります。
【プロの結論】 東京の猛暑日を正しく読み解く鍵は、「今年は何日だったか」だけでなく、「平年と比べてどうか」「暑さがどの月に集中したか」「夜間に体を休められたか」を一緒に確認することです。気象庁の観測データと環境省の熱中症関連情報を活用し、数字による状況把握と日々の予防行動を両立させることが、これからの東京の夏を安全に過ごすための判断基準になります。 (出典: 猛暑 日 東京(Yahoo!ニュース))