紀平梨花の近況2026最新|西山真瑚とのアイスダンス転向と復帰の現在を徹底解説
2026年10月28日現在、フィギュアスケートの紀平梨花は、女子シングルからアイスダンスへと競技の軸を移し、新たな目標に向かって歩みを進めている。パートナーは、アイスダンサーとして実績を持つ西山真瑚。2025年9月に「りかしん」としてカップルを結成し、2026年9月には国際大会デビューを果たした。
かつて2018年のグランプリファイナルを制し、四大陸選手権と全日本選手権で2連覇を達成した紀平梨花。しかし、2021年に判明した右足首の疲労骨折は、その後の競技生活に大きな影響を及ぼした。目標だった北京オリンピックに続き、2026年のミラノ・コルティナオリンピックへの出場もかなわなかった一方、アイスダンスという新たな舞台で競技者として再出発している。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 現在の活動:2025年9月に西山真瑚とアイスダンスのカップルを結成し、2026年9月の木下グループ杯で国際大会デビュー。合計156.86点で8位に入った。
- 怪我と五輪断念:2021年の右距骨疲労骨折による長期離脱が北京五輪への道を閉ざし、2026年ミラノ・コルティナ五輪の女子シングル代表にも届かなかった。
- 今後の注目点:2026年11月のNHK杯出場が決定。2027年四大陸選手権の参加に必要な最低技術点もクリアしており、2030年冬季五輪を見据えた競技力向上が焦点となる。
【紀平梨花の近況2026】西山真瑚とアイスダンスで再出発
紀平梨花の現在を知るうえで、最も大きな変化は女子シングルからアイスダンスへの転向だ。2025年9月29日、紀平は自身のSNSを通じてアイスダンスへの挑戦を発表。西山真瑚とカップルを組み、新しい競技生活をスタートさせた。
日本オリンピック委員会(JOC)やTBS NEWS DIGなどが伝えた発表当時の情報によると、紀平は長く右足首の状態に悩まされ、女子シングルでの競技継続が難しい状況に直面していた。2025年9月には全日本選手権の予選となる中部選手権を欠場し、ミラノ・コルティナ五輪のシングル代表選考に進む可能性もなくなっていた。
そうした状況で選んだのが、スケートそのものを手放すのではなく、種目を変えて競技を続ける道だった。紀平は転向発表時、アイスダンスについて「すごく楽しくてこれからワクワクする大きなチャレンジ」と前向きな思いを語っている。
パートナーの西山真瑚は、ジュニア時代から実績を重ね、シニアでも国際大会を経験してきたアイスダンサーだ。2025年7月にそれまでのパートナーとのカップルを解消し、新たな相手を探していた時期に、紀平とのチーム結成が実現した。
2人は2025年12月の全日本選手権でカップルとして初出場し、合計144.41点で4位に入った。さらに2026年9月のチャレンジャーシリーズ木下グループ杯では、合計156.86点を記録して8位。競技転向後も段階的に経験を積んでいる。
2026年10月4日には、紀平が自身のSNSでトレーニングや氷上練習の様子を公開。競技復帰から約1年が経過したことに触れ、小さな怪我がほぼなくなり、スケートでも陸上トレーニングでも身体の動きに成長を感じられるようになったと報告した。長いブランクを経て、競技に必要な身体づくりが新たな段階に入っていることがうかがえる。

【2026年最新情報】国際大会8位からNHK杯へ、現在の実力は?
紀平梨花と西山真瑚のカップル、通称「りかしん」にとって、2026年9月の木下グループ杯は重要な節目となった。2人がアイスダンスのカップルとして出場した初の国際大会であり、紀平にとっても2022年以来、約4年ぶりの国際舞台だった。
テレビ朝日の大会報道によると、9月5日のリズムダンスでは61.37点、翌6日のフリーダンスでは95.49点を獲得。合計156.86点で8位となった。初めての国際大会でありながら、フリーダンスでは大きなミスなく演技をまとめ、今後につながる結果を残している。
特に注目したいのは、順位だけでなく、四大陸選手権への出場に必要な最低技術点をクリアしたことだ。紀平・西山組はリズムダンスの技術点34.84点とフリーダンスの技術点52.79点を合わせ、87.63点を記録。必要とされる85点を上回った。
ただし、最低技術点の取得は、四大陸選手権への出場が確定したことを意味しない。日本スケート連盟による代表選考が別途必要であり、国際大会での競技力や全日本選手権などの結果が判断材料となる。
さらに、日本スケート連盟は2026年9月9日、紀平・西山組のNHK杯出場を発表した。大会は11月27日から29日まで東京都調布市の京王アリーナTOKYOで開催される予定だ。グランプリシリーズへの出場は、女子シングル時代の2022年以来、約4年ぶりとなる。
2026年10月28日時点では、NHK杯はこれから迎える重要な大会だ。木下グループ杯で得た経験を、より高いレベルの国際舞台でどう生かすのか。演技の完成度だけでなく、リズムダンスとフリーダンスの双方で安定した技術を発揮できるかが注目される。
【紀平梨花の怪我の理由】右足首の疲労骨折から北京五輪断念まで
紀平梨花の競技人生を大きく変えたのは、2021年に発症した右足首の怪我だった。日本スケート連盟が2021年12月22日に発表した全日本選手権の欠場理由は、右距骨疲労骨折。右足関節痛が続き、安静と治療が必要な状態だった。
紀平自身は、同年7月に判明していた疲労骨折の回復が遅れていることを説明し、治療に専念するため全日本選手権を欠場すると発表した。この大会は2022年北京オリンピックの代表選考に直結する重要な試合だった。
フィギュアスケートの女子シングルでは、ジャンプの踏み切りや着氷のたびに足首へ大きな負荷がかかる。疲労骨折は、繰り返される負荷などによって骨に損傷が生じる怪我だ。紀平の場合、長期間にわたって痛みと回復の遅れに悩まされ、思うように練習や試合を重ねられなかった。
2023年のスポーツナビによるインタビューでも、紀平が2021年7月の右足首の疲労骨折以降、復帰と再発への不安を抱えながら競技を続けてきた経緯が紹介されている。復帰を目指して練習を再開しても、ジャンプを始めると痛みが強くなるなど、簡単には解決できない問題だった。
北京五輪への道が閉ざされた直接の理由は、怪我による欠場と代表選考の条件にある。2021年の全日本選手権は代表選考の重要な対象大会であり、紀平は欠場を余儀なくされた。日本スケート連盟が公表した選考基準では、欠場した選手が例外的に選考対象となる条件も設けられていたが、紀平は世界選手権で3位以内という該当条件を満たしていなかった。結果として、初出場を目指していた北京五輪には出場できなかった。
その後も右足首の状態は競技生活に影響し、2022年の北京五輪だけでなく、2026年のミラノ・コルティナ五輪も女子シングルでの出場は実現しなかった。2025年9月には全日本選手権につながる中部選手権を欠場し、シングルでの代表入りの可能性がなくなったことを受け、新たな種目への挑戦を発表している。
なお、アイスダンス転向後も怪我が完全になくなったわけではない。紀平は2026年1月、自身のSNSで、アイスダンスを始めて間もない時期にスピンの転倒で右膝の靱帯を損傷し、その後、別のスピン練習で肋骨を骨折していたことを明らかにした。本人の説明では、これらの怪我は発表時点でほぼ回復していた。10月には小さな怪我がほぼなくなったと報告しており、現在は身体の状態を整えながら練習を重ねている。

【紀平梨花の経歴・実績】グランプリファイナル優勝から2連覇まで
紀平梨花が女子シングルで残した実績は、国内外の主要大会で優勝を重ねた華々しいものだ。特に2018年のグランプリファイナル優勝は、シニアでの存在感を一気に高めた出来事だった。高難度ジャンプの成功率と表現力を兼ね備え、日本女子フィギュアスケート界を代表する選手の一人として注目を集めた。
紀平の強みを象徴する技が、トリプルアクセル、いわゆる3回転アクセルだ。前向きに踏み切るため、ほかの3回転ジャンプよりも半回転多い回転が必要になる。成功させるには高い跳躍力、回転速度、空中姿勢の制御、着氷の安定性が求められる。
2016年のジュニアグランプリシリーズ・リュブリャナ杯では、フリースケーティングで8本の3回転ジャンプを成功させ、女子シングル史上初の記録を残した。2017年のジュニアグランプリファイナルでは、3回転アクセルと3回転トウループの連続ジャンプを女子シングル史上初めて成功させたとされる。こうした技術的な挑戦が、シニアでの躍進につながった。
主な経歴を時系列で整理すると、次のようになる。
| 時期 | 出来事・大会 | 主な実績・意味 |
|---|---|---|
| 2016年 | ジュニアグランプリシリーズ・リュブリャナ杯 | フリースケーティングで8本の3回転ジャンプを成功 |
| 2017年 | ジュニアグランプリファイナル | 3回転アクセル-3回転トウループの連続ジャンプを成功 |
| 2018年 | グランプリファイナル | 優勝。シニアのトップ選手として飛躍 |
| 2019年・2020年 | 四大陸選手権 | 2連覇を達成 |
| 2019年・2020年 | 全日本選手権 | 女子シングルで2連覇を達成 |
| 2021年 | 右距骨疲労骨折 | 長期離脱につながり、北京五輪への出場がかなわず |
| 2025年9月 | 西山真瑚とアイスダンスのカップルを結成 | 新たな競技人生をスタート |
| 2025年12月 | 全日本選手権・アイスダンス | 合計144.41点で4位 |
| 2026年9月 | チャレンジャーシリーズ木下グループ杯 | 国際大会デビュー。合計156.86点で8位、四大陸選手権の最低技術点をクリア |
| 2026年11月予定 | グランプリシリーズNHK杯 | アイスダンスでのグランプリシリーズ初出場に挑む |
四大陸選手権と全日本選手権の2連覇は、紀平が一時的な好調にとどまらず、複数シーズンにわたって高い競技力を維持していたことを示している。一方で、怪我による長期離脱は、トップ選手であっても競技計画を大きく変更せざるを得ない現実を浮き彫りにした。
現在の紀平を評価する際には、女子シングル時代の実績と、アイスダンスで積み重ねている実績を分けて見る必要がある。過去の優勝歴は高い基礎能力を示す重要な材料だが、異なる種目での競技力は、別の技術や経験を通して評価されるからだ。
【女子シングルからアイスダンスへ】西山真瑚との転向経緯
女子シングルとアイスダンスは、同じフィギュアスケートでも求められる技術が大きく異なる。女子シングルではジャンプの回転数や着氷の精度が得点を左右する重要な要素となる。一方、アイスダンスでは、パートナーとの一体感、ステップ、ツイズル、リフト、音楽表現、エッジワークなどが競技力を測る柱となる。
紀平は3回転アクセルを武器に世界のトップで戦ってきたが、アイスダンスでは同じ武器をそのまま得点源にすることはできない。求められるのは、シングルで培った身体能力や滑走技術を、パートナーとの動きの調和や表現へと結びつけることだ。
西山真瑚とのカップル結成は、こうした新しい課題に取り組むための大きな転機となった。2025年9月の発表時、紀平はシングル中心の競技人生からは想像していなかった挑戦だとしながらも、アイスダンスを楽しいと感じていることを明かした。怪我によって従来の目標を追い続けることが難しくなった中で、スケートを続けるための別の道を選んだ形だ。
2人は2025年の全日本選手権でカップルとして初出場し、リズムダンスで3位につけたものの、フリーダンスではリフトのミスなどがあり、総合4位で大会を終えた。紀平は演技後、パートナーに申し訳ないという思いから涙を見せたと日刊スポーツなどが報じている。
この結果は、シングル時代の実績がそのままアイスダンスの順位に反映されるわけではないことを示す一方、競技復帰後に全日本の舞台へ戻り、カップルとして試合を重ねたこと自体が大きな前進だったことも示している。
2026年9月の木下グループ杯では、2人の合計得点が156.86点まで伸びた。2025年12月の全日本選手権で記録した144.41点からの向上は、単純に大会間の条件が同じというわけではないものの、技術の習得とプログラムの完成度を高める過程を追ううえで注目できる変化だ。
2026年10月の本人の発信でも、トレーニングを重ねる中で身体の動きに成長を感じていることが伝えられた。ジャンプの難度を競う世界から、2人で滑る技術や演技全体の完成度を競う世界へ。紀平の転向は、過去の実績を捨てることではなく、そこで得た能力を新しい形で生かす試みといえる。

【復帰の可能性と今後の活動】ミラノ五輪の先に見据える2030年
紀平梨花の復帰について、まず整理したいのは、すでにアイスダンスの競技者として復帰を果たしているという点だ。現在の焦点は、女子シングルに戻るかどうかだけではなく、アイスダンスでどこまで競技力を伸ばし、国際大会で結果を残せるかに移っている。
2026年8月15日付のJOCの記事では、紀平・西山組がカナダで今季初戦に臨んだことが紹介された。紀平は2030年冬季五輪を見据え、「今季は結果を残す。日本のトップで争い、世界で評価されたい」と抱負を語っている。
ミラノ・コルティナ五輪は2026年2月に開催され、紀平は女子シングルの代表選手として出場することはできなかった。しかし、五輪出場を逃したことだけで競技人生の可能性が尽きたわけではない。種目転向によって競技を続け、2030年のフランスアルプス冬季五輪を視野に入れる道が生まれている。
今後の注目点は大きく三つある。
第一に、2026年11月のNHK杯だ。 グランプリシリーズの舞台で、紀平・西山組が国際大会デビューからどれだけ成長した姿を示せるかが問われる。木下グループ杯で得た最低技術点のクリアは、四大陸選手権を目指すうえでも前向きな材料だが、上位進出には技術要素の精度やプログラム全体の完成度をさらに高める必要がある。
第二に、怪我の再発を防ぎながら練習を継続できるかだ。 右足首の疲労骨折で長い時間を失った紀平にとって、身体の状態を管理しながら練習量を確保することは、競技成績と同じくらい重要な課題となる。2025年にはアイスダンス転向後にも右膝の靱帯損傷と肋骨骨折を経験したが、2026年10月には小さな怪我がほぼなくなったと報告している。今後も安定して練習を重ねられるかが鍵になる。
第三に、四大陸選手権への選出と2030年に向けた競争力だ。 最低技術点を取得したことは参加に向けた必要条件を満たしたという意味であり、代表選出や五輪出場を保証するものではない。全日本選手権などでの成績、国際大会での評価、カップルとしての完成度を積み上げる必要がある。
女子シングルへの再転向については、2026年10月28日時点で、そのための具体的な計画が公式に発表された状況ではない。現在の競技活動は西山とのアイスダンスが中心だ。今後の活動を追う際には、過去のシングル実績だけで復帰を予想するのではなく、本人の発信、日本スケート連盟の選考発表、大会結果を基に判断することが大切だ。
【紀平梨花近況】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:紀平梨花は2026年現在、何をしている?
A1:西山真瑚とアイスダンスのカップル「りかしん」を結成し、競技を続けている。2026年9月には木下グループ杯で国際大会デビューを果たし、11月のNHK杯への出場も決まっている。
Q2:紀平梨花が北京オリンピックとミラノ・コルティナオリンピックに出場できなかった理由は?
A2:2021年に判明した右距骨疲労骨折の回復が遅れ、北京五輪の代表選考に関わる全日本選手権を欠場したため。ミラノ・コルティナ五輪についても、怪我による長期離脱と競技復帰の遅れが影響し、女子シングルの代表選考に進むことができなかった。
Q3:紀平梨花は女子シングルに復帰する可能性がある?
A3:2026年10月28日時点では、女子シングルへの再転向を示す具体的な公式発表はない。現在はアイスダンスでの競技力向上を目指しており、2030年冬季五輪も見据えた活動が注目される。
まとめ:【プロの結論】紀平梨花の復帰は新たな競技人生の積み上げで見る
紀平梨花の近況を理解するうえで重要なのは、北京五輪やミラノ・コルティナ五輪への出場がかなわなかった事実と、現在も競技者として挑戦を続けている事実を切り分けることだ。右足首の疲労骨折によって女子シングルでのキャリアは大きな影響を受けたが、2025年に西山真瑚とアイスダンスへ転向し、新たな目標を見つけた。
2026年9月の木下グループ杯では国際大会デビューを果たし、合計156.86点で8位。四大陸選手権に必要な最低技術点をクリアし、11月のNHK杯にも出場することになった。さらに、本人は身体の動きに成長を感じていると発信しており、長期離脱からの復帰は新しい段階へ進みつつある。
今後の評価では、女子シングル時代のグランプリファイナル優勝や2連覇という実績だけでなく、アイスダンスでの得点の伸び、演技の安定性、怪我を避けながら練習を継続できるかという点に注目したい。2030年冬季五輪への道はまだ先にあり、現時点で出場が確約されているわけではない。
紀平梨花の現在は、過去の栄光を振り返るだけの時間ではない。新しい種目で実績を築き直す過程にある。NHK杯や全日本選手権、四大陸選手権の選考に関する公式発表を追うことが、彼女の今後を知るうえで最も確かな判断材料となる。 (出典: 紀平 梨花 近況(Yahoo!ニュース))