サッカーアジア大会2023を総括!男子銀・女子連覇の試合結果と決勝得点を徹底解説
2023年に中国・杭州で開催された第19回アジア競技大会のサッカー競技は、日本代表にとって男女で明暗が分かれる大会となりました。男子はU-22日本代表が決勝でU-24韓国代表に1-2で敗れ、銀メダルを獲得。一方、女子は日本女子代表が北朝鮮との決勝を4-1で制し、金メダル連覇を達成しました。
大会の正式名称は「第19回アジア競技大会(2022/杭州)」ですが、新型コロナウイルスの影響による延期を経て、実際の開催は2023年9月19日から10月7日までとなりました。この記事では、男女別の日程・試合結果、決勝の得点者、U-22日本代表のメンバー一覧、放送・配信情報、歴代優勝国との比較まで、2026年に過去の大会記録を振り返りたい読者向けに整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 男子の結果:2023年10月7日の決勝で韓国に1-2で敗れ、日本は銀メダルを獲得。
- 女子の結果:2023年10月6日の決勝で北朝鮮に4-1で勝利し、大会史上初の連覇を達成。
- 注目点:男子はU-22とU-24の世代構成の違い、女子は後半6分間で生まれた3得点が決勝の大きなポイントとなった。
【2023年の杭州大会】開催日程と日本代表のチーム編成を整理
杭州アジア大会のサッカー競技は、男子が2023年9月19日から10月7日まで、女子が9月21日から10月6日までの日程で実施されました。男子の日本代表は大岩剛監督が率いるU-22日本代表、女子は狩野倫久監督が率いる大会参加チームです。
大会名に「2022」と記されているため、2022年開催と誤解されることがあります。しかし、これは大会の名称に残る開催年であり、試合が実際に行われたのは2023年です。日程や公式記録を調べる際は、この違いを押さえておく必要があります。
男子サッカーでは、原則としてU-24年代の選手を中心に、オーバーエイジ選手を最大3人まで登録できるレギュレーションが採用されていました。対する日本は、2024年パリオリンピックを見据えた強化を重視し、U-22世代で大会に参加。韓国はU-24代表として臨みました。
つまり、男子決勝は単なる日韓対決ではありません。大会の優勝を狙う韓国と、次のオリンピックを見据えて若い選手の経験を積ませる日本という、チーム編成の目的にも違いがあったのです。

【男女別の日程・試合結果】日本代表は決勝までどう勝ち上がった?
日本の男子は決勝まで5連勝、女子も決勝まで5連勝を記録しました。男女ともに決勝進出を果たしましたが、準決勝までの勝ち上がり方や、最後の試合で示した強さには違いがありました。以下が日本サッカー協会(JFA)の公式記録に基づく全試合の結果です。
男子:U-22日本代表の全試合結果
- 9月20日・グループステージ:日本 3-1 カタール
- 9月25日・グループステージ:日本 1-0 パレスチナ
- 9月28日・ラウンド16:日本 7-0 ミャンマー
- 10月1日・準々決勝:日本 2-1 北朝鮮
- 10月4日・準決勝:日本 4-0 香港
- 10月7日・決勝:日本 1-2 韓国
日本はグループステージを突破すると、ミャンマーに7得点を挙げて快勝。準々決勝では北朝鮮との接戦を2-1で制し、準決勝では香港に4-0で勝利しました。決勝進出までの5試合で安定した勝ち上がりを見せたものの、最後に韓国の壁を越えられませんでした。
女子:日本女子代表の全試合結果
- 9月22日・グループステージ:日本 8-0 バングラデシュ
- 9月25日・グループステージ:日本 8-0 ネパール
- 9月28日・グループステージ:日本 7-0 ベトナム
- 9月30日・準々決勝:日本 8-1 フィリピン
- 10月3日・準決勝:日本 4-3 中国
- 10月6日・決勝:日本 4-1 北朝鮮
女子はグループステージを3連勝で突破し、準々決勝でもフィリピンに8-1と大勝しました。大きな山場となったのは準決勝の中国戦です。日本は4-3で競り勝ち、その勢いを決勝へつなげました。
女子の大会を振り返るうえでは、得点力の高さだけでなく、準決勝のような難しい試合を勝ち切ったことも見逃せません。決勝では北朝鮮の反撃を受けながらも、後半に試合を決定づける3得点を挙げています。
【男子決勝・日本対韓国1-2】先制から逆転負けまでの試合経過
2023年10月7日の男子決勝は、杭州の黄龍体育中心スタジアムで行われました。日本は試合開始直後に先制しましたが、韓国が前半に同点とし、後半に逆転。最終スコアは日本1-2韓国となりました。
日本の先制点から韓国の逆転ゴールまで
- 前半2分・日本:内野航太郎が先制ゴールを決め、日本が1-0とリード。
- 前半27分・韓国:チョン・ウヨンが得点し、スコアを1-1に戻す。
- 後半11分(56分)・韓国:チョ・ヨンウクが勝ち越しゴールを決め、韓国が2-1と逆転。
日本は開始2分という早い時間帯にリードを奪いました。内野航太郎のゴールで理想的な試合の入りを見せたものの、韓国も落ち着いて反撃。前半27分にチョン・ウヨンが同点ゴールを決め、試合を振り出しに戻しました。
勝負を分けたのは後半11分の得点です。韓国は攻撃の流れからチョ・ヨンウクがゴールを決め、逆転に成功。その後、日本は同点を目指して攻勢を強めましたが、韓国のリードを崩せませんでした。
銀メダルという結果をどう評価するか
日本の銀メダルは、決勝で敗れたという結果だけを見れば悔しさの残るものです。ただし、U-22日本代表がU-24年代を中心とする各国代表と戦い、決勝まで進出したことには、若手強化という観点で意味がありました。
一方、韓国は2014年、2018年に続いて2023年も男子金メダルを獲得し、3大会連続優勝を達成しました。大会規定上の年齢構成や選手起用の違いも踏まえると、男子決勝は日本の育成と韓国の大会制覇という異なる目標がぶつかった試合だったと整理できます。

【女子決勝・日本対北朝鮮4-1】後半の3連続ゴールで連覇達成
女子決勝は2023年10月6日に行われ、日本が北朝鮮を4-1で破りました。前半は1-1で折り返しましたが、後半に日本が3得点を挙げて突き放し、金メダルを獲得。2018年ジャカルタ大会に続く連覇を成し遂げました。
決勝の得点者と試合の流れ
- 前半10分・日本:中嶋淑乃が先制ゴール。
- 前半38分・北朝鮮:キム・ギョンヨンが同点ゴール。
- 後半21分(66分)・日本:大澤春花が勝ち越しゴール。
- 後半24分(69分)・日本:谷川萌々子が追加点。
- 後半27分(72分)・日本:千葉玲海菜が4点目を決める。
日本は前半10分に中嶋淑乃のゴールで先制しました。しかし、北朝鮮も前半38分にキム・ギョンヨンが決めて同点とし、試合は1-1で後半へ。日本にとっては、決勝の重圧がかかるなかで再びリードを奪う必要がありました。
流れを変えたのは後半66分の大澤春花のゴールです。谷川萌々子のコーナーキックから大澤が頭で合わせて勝ち越すと、69分には谷川が追加点。さらに72分、千葉玲海菜がゴールを決めました。わずか6分間で3得点を挙げたことで、日本は試合を大きく引き寄せました。
この結果、日本女子代表はアジア大会の女子サッカーで大会史上初の連覇を達成しました。JFAの公式試合記録でも、前半1-1、後半3-0という試合展開が確認できます。北朝鮮との接戦を制した準決勝に続き、決勝でも後半の得点力を発揮したことが優勝につながりました。
【杭州アジア大会のサッカー順位表】男女のメダルと歴代優勝国を比較
2023年の杭州大会では、男子の金メダルを韓国、女子の金メダルを日本が獲得しました。日本の男子は銀メダル、女子は金メダルという対照的な結果です。3位決定戦まで含めた最終的なメダル順位は次のとおりです。
| 種目 | 金メダル | 銀メダル | 銅メダル | 日本の決勝結果・得点者 |
|---|---|---|---|---|
| 男子 | 韓国 | 日本 | ウズベキスタン | 日本 1-2 韓国 内野航太郎 |
| 女子 | 日本 | 北朝鮮 | 中国 | 日本 4-1 北朝鮮 中嶋淑乃、大澤春花、谷川萌々子、千葉玲海菜 |
男子の3位決定戦ではウズベキスタンが香港に4-0で勝利し、銅メダルを獲得しました。女子の3位決定戦では中国がウズベキスタンを7-0で破っています。
男子は韓国の3連覇、女子は日本の連覇
男子の歴代優勝国を振り返ると、韓国は2014年、2018年、2023年と3大会連続で頂点に立っています。日本男子がアジア大会で最後に金メダルを獲得したのは2010年の広州大会です。2023年の銀メダルは優勝には届かなかったものの、決勝まで勝ち進んだ結果でした。
女子では、日本が2010年に初優勝し、2018年に再び金メダルを獲得。2023年は北朝鮮を破って連覇を達成しました。過去には中国や北朝鮮も優勝しており、アジアの女子サッカーは複数の強豪国がタイトルを争ってきた歴史があります。
この大会を比較する際には、男女のメダルだけでなく、決勝までの試合内容も見る必要があります。男子は若いチームで決勝に進んだ一方、女子は中国との準決勝を4-3で勝ち抜き、決勝で北朝鮮を突き放しました。異なる道のりで得た結果だからこそ、それぞれの成果を分けて評価することが大切です。
【U-22日本代表メンバー一覧】招集選手と大会中の変更点
男子のU-22日本代表は、大岩剛監督のもとで22人のメンバーを編成しました。JFAが発表した当初のメンバーからは、大会前と大会期間中に負傷による変更がありました。以下は、公式発表の変更情報を反映した大会参加メンバーです。
ゴールキーパー(GK)
- 藤田和輝
- 小畑裕馬
- 山田大樹
ディフェンダー(DF)
- 奥田勇斗
- 吉田真那斗
- 山﨑大地
- 馬場晴也
- 今野息吹
- 根本健太
- 関根大輝
ミッドフィルダー(MF)
- 松岡大起
- 重見柾斗
- 西川潤
- 松村優太
- 佐藤恵允
- 小見洋太
- 谷内田哲平
- 山内翔
- 日野翔太
- 角昂志郎
フォワード(FW)
- 内野航太郎
- 鮎川峻
メンバー変更で特に注目したいのが、FW内野航太郎とFW鮎川峻です。当初招集されていた熊田直紀が負傷で不参加となり、内野が追加招集されました。さらに、木村勇大も負傷で不参加となり、鮎川が追加招集されています。
内野は決勝の韓国戦でも先制ゴールを決めました。大会途中の変更で加わった選手が決勝で得点を記録したことは、代表活動における選手層の重要性を示す出来事です。また、GK山田大樹はクラブ事情により9月30日に一時離村しており、招集メンバーの一覧と各試合の出場登録は必ずしも同じではありません。
なお、ここで紹介したのは杭州アジア大会に参加したU-22日本代表のメンバーです。2023年10月のアメリカ遠征など、別の活動に招集されたU-22日本代表メンバーとは区別して確認する必要があります。
【放送・配信情報】2023年の試合を振り返る方法
2023年の杭州アジア大会は、当時、地上波のTBS系列で生中継が行われ、動画配信サービスのU-NEXTでもライブ配信が実施されました。U-NEXTは大会全体をマルチチャンネルで配信し、開幕前の9月20日に行われた男子の日本対カタール戦も独占ライブ配信の対象として案内していました。
ただし、2026年に過去の試合を視聴する場合は、当時のライブ配信情報と現在の見逃し配信・アーカイブの公開状況を分けて考える必要があります。2023年に配信されていたことが、現在も同じ試合映像を視聴できることを意味するわけではありません。
試合の得点者や公式スコアを確認するなら、日本サッカー協会(JFA)の大会公式記録が有力な資料になります。映像を探す場合は、U-NEXTの配信作品情報やTBSの大会関連情報で、現在の公開状況を確認するのが確実です。
【サッカーアジア大会2023】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:サッカーアジア大会2023の男子日本代表は何位でしたか?
A1:U-22日本代表は決勝で韓国に1-2で敗れ、銀メダルを獲得しました。内野航太郎が前半2分に先制したものの、韓国に逆転されました。
Q2:女子日本代表は北朝鮮との決勝で誰がゴールを決めましたか?
A2:中嶋淑乃、大澤春花、谷川萌々子、千葉玲海菜の4選手です。日本は前半10分に先制し、1-1で折り返した後、後半66分、69分、72分に得点して4-1で勝利しました。
Q3:男子決勝の日本対韓国はいつ開催されましたか?
A3:2023年10月7日に開催されました。日本が内野航太郎のゴールで先制し、韓国がチョン・ウヨンとチョ・ヨンウクの得点で逆転しました。
Q4:杭州アジア大会のサッカーは2022年と2023年のどちらの大会ですか?
A4:正式名称は「第19回アジア競技大会(2022/杭州)」です。大会は延期され、サッカー競技を含む実際の開催期間は2023年9月から10月でした。
Q5:2023年のアジア大会サッカーはどこで放送・配信されましたか?
A5:当時はTBS系列で地上波生中継が行われ、U-NEXTでもライブ配信されました。2026年現在の過去映像の配信状況は、各サービスの公開情報で確認してください。
まとめ:男子の銀メダルと女子の連覇から見える日本代表の成果
2023年の杭州アジア大会サッカーは、男子が銀メダル、女子が金メダルという結果に終わりました。男子は韓国に先制しながら1-2で逆転負けを喫しましたが、U-22世代で決勝まで進出。女子は北朝鮮との決勝を4-1で制し、アジア大会史上初の連覇を成し遂げました。
男子の結果を評価する際は、決勝の敗戦だけでなく、パリオリンピックを見据えたチーム編成や若手選手の経験という観点も欠かせません。一方、女子の優勝は、準決勝の中国戦を勝ち抜いた粘り強さと、決勝後半の短時間で3得点を挙げた攻撃力が結実したものでした。
過去の大会記録を調べるときは、男子・女子の区別、実際の開催日、決勝のスコア、得点者、そして大会参加チームの編成を合わせて確認することが大切です。JFAの公式結果を基準にすれば、試合経過やメンバー変更を含め、杭州大会の日本代表の歩みを正確に振り返れます。 (出典: サッカー アジア大会 2023(Yahoo!ニュース))