【2026年W杯】パナマ対クロアチア結果を徹底解説!54分弾と敗因分析
2026年FIFAワールドカップのグループL第2節で、パナマ代表とクロアチア代表が対戦し、クロアチアが1-0で勝利した。試合が動いたのは後半9分に当たる54分。ハーフタイムから投入されたアンテ・ブディミルが決勝ゴールを決め、クロアチアに今大会初勝利をもたらした。試合会場はカナダ・トロントのトロント・スタジアム。現地時間2026年6月23日、日本時間では6月24日に行われた一戦だ。
注目したいのは、パナマがシュート数でクロアチアを上回りながら、最後まで得点できなかった点だ。公開された試合スタッツではシュート数がパナマ8本、クロアチア6本、コーナーキック数もパナマ7本、クロアチア2本だった。一方、枠内シュートはパナマが1本にとどまり、クロアチアは2本を記録。ルカ・モドリッチの代表通算200試合出場という節目も重なった試合について、スタメン、フォーメーション、試合経過、グループL第2節の順位表まで整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 試合結果:パナマ0-1クロアチア。アンテ・ブディミルが54分に決勝ゴールを記録。
- 試合データ:シュート数は8対6、コーナーキック数は7対2でパナマが上回ったが、枠内シュートは1本だった。
- 注目ポイント:クロアチアはモドリッチの代表通算200試合出場を記録。男子A代表同士の過去の対戦がなかった両国による初対戦となった。
【試合結果】パナマ0-1クロアチア、54分の決勝ゴールで勝負が決まる
パナマ対クロアチアは、前半を0-0で折り返した。パナマは守備ブロックを維持しながらクロアチアの攻撃を受け止め、欧州の強豪に自由な展開を許さない時間帯をつくった。クロアチアもボールを保持したものの、前半のうちにスコアを動かすことはできなかった。
流れを変えたのはハーフタイムの選手交代だった。クロアチアはペタル・ムサに代えてアンテ・ブディミルを、ヨシュコ・グヴァルディオルに代えてアンドレイ・クラマリッチを投入。前線の顔ぶれを変え、後半の攻撃に変化を加えた。
54分、クロアチアが均衡を破る。マルコ・パシャリッチのヒールを使ったプレーから、右サイドを駆け上がったヨシプ・スタニシッチがクロスを供給。ゴール前に入ったブディミルが合わせ、ボールをネットに送り込んだ。途中出場からわずか9分後の得点だった。
クロアチアは追加点のチャンスもつくったが、スコアを広げるには至らない。対するパナマも反撃を続け、68分にはカルロス・ハーベイのヘディングシュートでゴールを脅かした。しかし、クロアチアのGKドミニク・リバコビッチが好セーブで対応。パナマは最後までゴールを奪えず、0-1で試合を終えた。
CONCACAFの試合レポートやクロアチアサッカー連盟(HNS)の公式報告でも、ブディミルの54分弾が決勝点として記録されている。クロアチアにとっては、初戦のイングランド戦で2-4と敗れた後に手にした重要な勝ち点3となった。

【スタメン・フォーメーション比較】パナマの3-4-3とクロアチアの4-2-3-1
FIFAの戦術ラインアップ資料によると、パナマは3-4-3、クロアチアは4-2-3-1で試合を開始した。パナマは中央の守備を固めながら、サイドを使った攻撃やセットプレーで得点機会をうかがう構成。クロアチアはモドリッチとマテオ・コバチッチを中盤の軸に置き、ボール保持を通じて試合を組み立てる布陣だった。
| 項目 | パナマ代表 | クロアチア代表 |
|---|---|---|
| フォーメーション | 3-4-3 | 4-2-3-1 |
| GK | オルランド・モスケラ | ドミニク・リバコビッチ |
| 主な守備陣 | セサル・ブラックマン、アミル・ムリージョ、アンドレス・アンドラーデ、ホセ・コルドバ、ヒオバニ・ラモス | ヨシプ・スタニシッチ、ヨシプ・シュタロ、マリン・ポングラチッチ、ヨシュコ・グヴァルディオル |
| 主な中盤の選手 | カルロス・ハーベイ、クリスティアン・マルティネス、エドガル・バルセナス、ホセ・ルイス・ロドリゲス | ルカ・モドリッチ、マテオ・コバチッチ、マルティン・バトゥリナ、イバン・ペリシッチ、マルコ・パシャリッチ |
| 先発FW | ホセ・ファハルド | ペタル・ムサ |
| ボール支配率 | 42% | 58% |
| シュート数 | 8本 | 6本 |
| 枠内シュート | 1本 | 2本 |
| コーナーキック数 | 7本 | 2本 |
スタメンと基本データを比較すると、両チームの狙いの違いが見えてくる。パナマは守備を崩さず、攻撃機会を逃さない戦い方を選択。クロアチアは中盤でボールを動かしながら、両サイドから相手の守備を揺さぶった。
特に重要だったのは、クロアチアが後半開始時にブディミルとクラマリッチを投入したことだ。前半の膠着状態をそのまま続けるのではなく、前線の選手構成を変更して攻撃の選択肢を増やした。実際に決勝点を決めたのは、その交代でピッチに入ったブディミルだった。
なお、表の先発選手はFIFAの戦術ラインアップ資料と公開された試合記録に基づく。試合中の交代後は配置や役割が変わるため、開始時のフォーメーションだけで90分間の戦い方を判断するのは適切ではない。
【シュート数・コーナーキック数を分析】パナマが得点できなかった理由
パナマの敗因をスコアだけから判断すると、クロアチアに攻撃を封じられた試合に見える。しかし、試合データはもう少し複雑だ。パナマはシュート8本、コーナーキック7本を記録し、どちらもクロアチアを上回った。攻撃機会そのものが極端に少なかったわけではない。
差が出たのは、シュートを得点につながる形にできたかどうかだ。パナマの枠内シュートは8本中1本。クロアチアは6本のシュートから2本を枠内に飛ばしている。シュート総数が多くても、ゴールキーパーを実際に脅かすコースやタイミングで打てなければ、得点の可能性は高まらない。
パナマの攻撃で見逃せないのは、コーナーキックを7本獲得した点だ。セットプレーは、ボール保持率で劣るチームが得点を狙う有効な手段となる。ただし、コーナーキックの本数は、そのまま決定機の数を意味しない。クロアチアの守備を外す動き、落下地点への入り方、セカンドボールへの反応までそろわなければ、得点には結びつかない。
もう一つの分岐点は、68分のハーベイのヘディングシュートだった。パナマが同点に追いついていれば、その後の試合展開は大きく変わっていた可能性がある。だが、リバコビッチがこの場面を防ぎ、クロアチアは1点のリードを守り切った。
一方、クロアチアも完璧な内容だったわけではない。パナマにシュートを8本許し、コーナーキックも7本与えた。Reutersの試合報道では、クロアチアのズラトコ・ダリッチ監督が守備面の改善が必要だと認めたことも伝えられている。結果は勝利でも、相手に与えたチャンスの多さは今後の課題だった。
つまり、パナマ対クロアチアの敗因分析で見るべきなのは、攻撃回数の差ではなく、決定機の質と最後の局面での精度だ。パナマは攻撃の入口をつくったものの、枠内シュートの少なさとクロアチアGKの対応を乗り越えられなかった。

【グループL第2節順位表】クロアチアは勝ち点3、パナマは最下位に
この試合は、グループLの第2節における重要な一戦だった。クロアチアは初戦でイングランドに2-4で敗れていたため、パナマ戦でも勝ち点を落とせば、グループ突破に向けて厳しい立場に追い込まれる可能性があった。1-0の勝利によって、クロアチアは勝ち点を3に伸ばした。
一方、パナマは初戦でガーナに0-1で敗れており、クロアチア戦も無得点で落とした。この時点で勝ち点は0。最終節に向けて、得点力の改善と勝利が必要な状況となった。
グループL第2節の全試合終了時点での順位は、次のとおりだった。
- 1位:イングランド — 勝ち点4、得失点差+2
- 2位:ガーナ — 勝ち点4、得失点差+1
- 3位:クロアチア — 勝ち点3、得失点差-1
- 4位:パナマ — 勝ち点0、得失点差-2
イングランドとガーナは第2節で0-0と引き分け、どちらも勝ち点4に到達。得失点差でイングランドが上位に立った。クロアチアはパナマ戦の勝利で3位に浮上したものの、上位2チームを追う立場だった。
ただし、第2節終了時点の順位と大会最終順位は区別する必要がある。その後、クロアチアはガーナに2-1で勝利して勝ち点6を獲得。パナマはイングランドにも0-2で敗れ、3戦全敗、無得点でグループステージを終えた。最終的にはイングランドが勝ち点7、クロアチアが6、ガーナが4、パナマが0となった。
【モドリッチ出場記録と過去の対戦成績】初対戦で刻んだ節目
パナマ対クロアチアでは、試合結果と同時にルカ・モドリッチの出場記録も大きな注目を集めた。クロアチア代表の主将はこの試合で代表通算200試合出場を達成。代表チームで長年にわたってプレーしてきた実績を示す節目となった。
モドリッチは先発メンバーとして出場し、81分にマリオ・パシャリッチとの交代でベンチに退いた。クロアチアサッカー連盟の公式発表も、パナマ戦を代表通算200試合目として紹介している。チームが初戦で敗れた直後の試合であり、勝利と個人記録の両方を手にしたことは、クロアチアにとって明るい材料となった。
もう一つの検索ポイントである両国の過去の対戦成績については、男子A代表同士の国際試合では、今回が初対戦と記録されている。つまり、パナマとクロアチアには、この試合以前の男子A代表戦に基づく直接対決の勝敗データがなかった。
この背景を踏まえると、今回の結果を過去の対戦傾向から説明することはできない。比較すべきなのは、それぞれの代表チームが持つ戦術的な特徴と、この試合で実際に生まれたチャンスの質だ。クロアチアは中盤でボールを保持し、途中出場のブディミルを生かして得点。パナマはセットプレーを含む攻撃機会を得ながら、ゴールを奪えなかった。

【テレビ放送・ネット配信・ハイライト動画】試合を振り返る方法
日本国内では、パナマ対クロアチアは2026年6月24日午前8時キックオフの試合として案内された。当日の放送予定では、フジテレビ系列が地上波で生中継し、NHK BS4Kでは同日17時30分から録画放送が予定されていた。インターネット配信はDAZNが担当した。
これらは試合当日の放送予定であり、現在の再放送や見逃し配信の提供状況とは異なる場合がある。試合をフルで見直したい場合は、各配信サービスの番組情報やアーカイブを確認する必要がある。
短時間で得点シーンや試合の流れを確認したい読者には、FIFA公式の大会ハイライトが参考になる。FIFAの公式ハイライト欄には「Panama v Croatia | Group L | FIFA World Cup 2026」の映像が掲載され、映像の長さは約2分14秒。ブディミルの決勝点を中心に、試合の重要場面を振り返れる内容となっている。
ハイライトを見る際は、得点シーンだけでなく、クロアチアが後半開始時に行った交代、右サイドからの攻撃、パナマが同点を狙った場面にも注目したい。スコアだけでは見えにくい試合の分岐点を把握しやすくなる。
【パナマ対クロアチア】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:パナマ対クロアチアの試合結果は? A1:2026年FIFAワールドカップのグループL第2節で、クロアチアがパナマに1-0で勝利した。得点者はアンテ・ブディミルで、ゴールは54分に生まれた。
Q2:パナマが得点できなかった最大の理由は? A2:シュート数はパナマが8本、クロアチアが6本だったが、パナマの枠内シュートは1本にとどまった。コーナーキックを7本獲得しても決定機を得点に結びつけられず、クロアチアGKリバコビッチの対応も同点ゴールを阻んだ。
Q3:モドリッチはこの試合に出場した? A3:出場した。先発メンバーに名を連ね、81分に交代。代表通算200試合出場を達成した。
Q4:両国は過去に対戦していた? A4:男子A代表の国際試合では、今回が初対戦と記録されている。そのため、過去の直接対決の勝敗傾向よりも、今回の試合内容を比較することが重要になる。
Q5:パナマ対クロアチアのハイライトはどこで見られる? A5:FIFA公式の大会ハイライト欄に、この試合の約2分14秒のハイライト映像が掲載された。現在の視聴可否は公式の映像提供状況によって異なる場合がある。
まとめ:【プロの結論】勝負を分けたのはシュートの本数ではなく決定力
パナマ対クロアチアは、クロアチアがアンテ・ブディミルの54分弾を守り切り、1-0で勝利した試合だった。クロアチアは後半開始時の選手交代で前線を変化させ、その直後に得点。パナマはシュート数とコーナーキック数で上回ったものの、枠内シュートが1本にとどまり、同点に追いつくことができなかった。
この一戦から読み取れるのは、攻撃回数の多さと得点力は同じではないということだ。パナマには攻撃を仕掛ける機会があったが、最後のシュートやセットプレーでゴールを脅かす精度が不足した。一方のクロアチアも守備面に課題を残したものの、交代選手が結果を出し、リバコビッチが重要な場面をしのいだことで勝ち点3を獲得した。
試合を評価する際は、最終スコアだけでなく、フォーメーション、交代策、枠内シュート、セットプレー、ゴールキーパーの対応を組み合わせて見ることが大切だ。モドリッチの代表通算200試合出場という記録も含め、パナマ対クロアチアは、戦術的な修正と決定機を生かす力が結果を左右した2026年W杯グループLの一戦となった。 (出典: パナマ 対 クロアチア(Yahoo!ニュース))