有馬記念追い切り2026最新|公開日・調教時計と過去5年の勝ち馬を徹底解説
2026年の有馬記念は、12月27日(日曜)に中山競馬場の芝2500メートルで開催される。レース直前の仕上がりを見極めるうえで欠かせない追い切り情報について、JRA公式サイトでは調教動画を12月24日(木曜)に公開する予定と案内している。参考レース動画などは12月25日(金曜)、調教動画を掲載するページの更新は12月26日(土曜)午前の予定だ。
10月27日時点では、2026年の有馬記念に向けた最終追い切りの時計や各馬の動きは、まだこれから確認する段階にある。注目したいのは、1週前追い切りから最終追い切りにかけての変化、坂路とウッドチップコースの使い分け、併せ馬での先着・遅れ、そして中山芝2500メートルへの適性だ。過去5年の勝ち馬の調教内容も振り返りながら、12月の追い切り速報で押さえたい判断基準を整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 開催日:2026年12月27日(日曜)。JRA公式の調教動画は12月24日(木曜)に公開予定。
- 追い切りの注目点:1週前の負荷、最終追い切りの反応、ラスト1ハロンの時計、併せ馬の手応えを総合評価する。
- 過去5年の傾向:2021~2025年の勝ち馬は、最終追い切りで馬なりの調整を選んだ馬が4頭。速い時計だけでなく、仕上げ方にも注目したい。
【2026年最新】有馬記念の追い切り情報はいつ公開される?
まず押さえておきたいのは、追い切りを実施する時期と、映像・出馬表などの情報が公開される日付は別だという点だ。JRAの2026年有馬記念特設ページでは、開催日、出走馬情報、出馬表、調教動画それぞれの公開予定が案内されている。
JRA公式の案内によると、有馬記念の出走馬情報は12月20日(日曜)、出馬表は12月24日(木曜)に公開予定。調教動画も同じ12月24日に公開予定で、参考レース動画などはJRA公式チャンネルで12月25日(金曜)に公開される予定だ。調教動画の掲載ページは12月26日(土曜)午前に更新される見込みとなっている。
つまり、最終追い切りの映像を見たい読者は12月24日を、出走馬や枠順などを含めて情報を整理したい読者は12月24日から26日にかけてをチェックしたい。公開予定日は変更される可能性もあるため、直前にはJRA公式の発表を確認しておこう。
なお、調教時計を速報する競馬メディアと、JRAが公開する調教動画では、情報の性質が異なる。時計の速報で全体の負荷や終いの速さを把握し、映像でフォームや反応を確かめる。この組み合わせが、追い切り評価の精度を高める基本となる。

【追い切り速報】1週前追い切りと最終追い切りは何が違う?
有馬記念の追い切りを見る際は、1週前追い切りと最終追い切りを分けて評価する必要がある。両者は目的が異なり、単純に時計の速いほうを高く評価すればよいわけではない。
2026年は12月27日がレース当日となるため、例年の調整パターンを踏まえると、1週前追い切りの中心は12月16日(水曜)前後、最終追い切りの中心は12月23日(水曜)前後になると考えられる。ただし、これは日程から見た目安であり、全馬の実施日が確定しているわけではない。
1週前追い切りで確認したいのは、負荷をかけたときの動きと、その後の上積みだ。ウッドチップコースで長めから追われた馬なら、道中のリズム、直線での反応、ラスト1ハロンの伸びを確認する。坂路で時計を出した馬なら、全体のタイムだけでなく、終盤に脚色が鈍っていないかも見ておきたい。
一方、最終追い切りでは、レースに向けた仕上がりと余力が重要になる。1週前にしっかり負荷をかけた馬が、最終追い切りで馬なりのまま軽快に動いていれば、調整意図に沿った仕上げの可能性がある。最終追い切りで時計が目立たなくても、それだけで評価を下げる必要はない。
逆に、1週前に好時計を出していても、最終追い切りで動きが硬い、反応が鈍い、折り合いを欠くといった変化があれば慎重に見たい。重要なのは、単日の時計ではなく、調整過程全体に一貫性があるかどうかだ。
【歴代勝ち馬を比較】過去5年の最終追い切りと調教時計
2021年から2025年までの有馬記念の勝ち馬について、最終追い切りの内容を振り返る。JRAの過去成績では、エフフォーリア、イクイノックス、ドウデュース、レガレイラ、ミュージアムマイルが、それぞれの年の優勝馬として記録されている。調教時計の詳細は、日刊スポーツの過去の分析記事やJRA-VANの調教情報で確認できる。
| 年・勝ち馬 | 最終追い切り | 時計・脚色 | 併せ馬などの内容 |
|---|---|---|---|
| 2021年 エフフォーリア | 美浦ウッド | 5ハロン69.0秒-ラスト1ハロン11.4秒 末強め | 3頭併せで最先着 |
| 2022年 イクイノックス | 美浦ウッド | 5ハロン67.2秒-ラスト1ハロン11.4秒 馬なり | 3頭併せで最先着 |
| 2023年 ドウデュース | 栗東ポリトラック | 6ハロン80.6秒-ラスト1ハロン11.0秒 馬なり | 追走した併せ馬に首差遅れ |
| 2024年 レガレイラ | 美浦ウッド | 6ハロン84.6秒-ラスト1ハロン11.4秒 馬なり | 3頭併せで1頭に先着、もう1頭と併入 |
| 2025年 ミュージアムマイル | 栗東坂路 | 4ハロン55.5秒-40.6秒-25.9秒-12.5秒 馬なり | 併せ馬で微差先着。1週前は栗東ウッドで6ハロン78.5秒、ラスト1ハロン11.4秒 |
この比較で注目したいのは、勝ち馬の調教コースも時計も一様ではないことだ。2021年と2022年は美浦ウッドで3頭併せの最先着。2023年のドウデュースは栗東ポリトラックでラスト1ハロン11.0秒を記録しながら、併せ馬には首差遅れていた。2024年のレガレイラは美浦ウッドで馬なり、2025年のミュージアムマイルは栗東坂路で馬なりの最終調整だった。
5頭のうち4頭は最終追い切りが馬なりで、残るエフフォーリアも末強めだった。「一杯」に追われた馬がこの5年間の勝ち馬にいない点は、調整の仕方を考えるうえで興味深い。
ただし、これを「馬なりなら有利」「併せ馬で遅れたら不利」という単純な法則に置き換えることはできない。コースによって時計の出やすさが異なり、調教時の馬場状態や追走した相手の能力も結果に影響する。比較するときは、同じコース、同程度の距離、似た馬場状態の時計を優先し、馬の動きと併せ馬の内容を合わせて判断したい。

【坂路・ウッドチップコース】調教時計と併せ馬の見方
美浦トレセンや栗東トレセンで行われる追い切りには、坂路、ウッドチップコース、ポリトラックなど複数の選択肢がある。コースが違えば時計の出方も変わるため、調教タイムを横並びにするだけでは正確な評価にならない。
坂路調教タイムでは、通常4ハロンの全体時計と、各区間のタイムの推移に注目する。終盤に向けて加速できているか、最後の1ハロンで急激に失速していないか、フォームを崩さず登坂できているかが判断材料になる。全体時計が速くても、終いの反応が鈍ければ手放しで高評価にはしにくい。
ウッドチップコースの調教では、比較的長い距離を走った際のリズムや持続力、直線での反応を確認しやすい。長めから負荷をかけたうえで終いも伸びている馬は、持続的な脚を使えるかという観点から注目できる。ただし、コースの内外や馬場状態によって時計は変わるため、数字の見栄えだけで判断しないことが大切だ。
併せ馬の先着・遅れについても、着差だけで結論を出すのは早い。追走して最後に先着した馬は反応の良さを示している可能性があるが、相手の脚色や負荷のかけ方によって評価は変わる。反対に、遅れた馬でも、余力を残したまま走っていたり、相手が格上だったりする場合は、必ずしもマイナスとは限らない。
映像を確認できる場合は、次の順番で見ると判断しやすい。
第一に、道中の折り合い。頭を上げたり、必要以上に力んだりせず、一定のリズムで走れているかを見る。第二に、直線での反応。騎手や調教助手が促したときに、スムーズに加速できるかを確認する。第三に、ゴール前の余力。追われて伸びるだけでなく、無理なく動けているかも大切だ。最後に、1週前の映像や時計と照らし合わせ、状態が維持・上向きなのかを判断したい。
【中山芝2500m】有馬記念で追い切り評価を生かす方法
有馬記念が行われる中山芝2500メートルは、スタートからゴールまでの距離だけでなく、コース形態への対応力も問われる舞台だ。コーナーを複数回通過し、位置取りや折り合い、仕掛けどころが結果を左右するため、調教で見せる瞬発力だけを評価の中心に置くのは避けたい。
追い切りでは、スピードに加えて、力まず走れること、一定のリズムを保てること、促されたときに反応できることを確認したい。終いの時計が速い馬でも、道中で力んでいれば、レースで余分なエネルギーを使う可能性がある。反対に、時計が派手でなくても、フォームが安定し、スムーズに加速できる馬には注目する価値がある。
また、有馬記念は3歳馬と古馬が同じレースで戦うため、年齢や過去の実績だけでなく、直近のレースからの間隔や調整過程も考慮したい。前走で強い競馬をした馬でも、レース後の疲労を考えて最終追い切りを軽くする場合がある。逆に、久々の出走で負荷を必要とする馬もいるため、調教の強度は各馬の事情に合わせて読む必要がある。
2026年の出走予定馬について具体的な追い切り評価を行うのは、実際の調教時計や映像がそろってからになる。出走馬情報が公開される12月20日以降に対象馬を整理し、1週前追い切り、最終追い切り、枠順、直近のレース内容を順番に照合していくのが合理的だ。

【プロの結論】有馬記念の追い切り評価で重視すべき3つの基準
有馬記念の追い切りを評価するとき、最も避けたいのは、全体時計の速さだけで順位を決めてしまうことだ。過去の勝ち馬を見ても、最終追い切りのコースや時計、併せ馬の結果には違いがある。数字は有力な手がかりだが、それだけで勝敗が決まるわけではない。
1つ目は、1週前から最終追い切りへの変化。1週前に負荷をかけた馬が最終追い切りで余力を見せているか、反対に調教を重ねても動きが良化していないかを確認する。単日の時計では見えにくい調整の流れを把握できる。
2つ目は、時計と映像の一致。好時計を出していても、フォームが乱れたり、促されてからの反応が鈍かったりすれば慎重に見たい。時計が平凡でも、馬なりでリズムよく走り、終いまで余力を感じさせる場合は評価を維持できる。調教時計と映像を別々に評価し、最後に照合するのがポイントだ。
3つ目は、レース条件との相性。有馬記念では、中山芝2500メートルを意識し、折り合い、持続力、コーナーでの機動力を総合的に考えたい。坂路での鋭い動きだけ、あるいはウッドでの長めの好時計だけを根拠にせず、過去の競走内容や距離適性も含めて評価する必要がある。
この3点を押さえれば、追い切り速報を見たときに、単なる時計ランキングではなく、なぜその馬を評価するのかを説明しやすくなる。反対に、調教時計だけで買い目を決めたい人や、コース・馬場状態の違いを考慮せず数字を比較する人には、追い切り評価を過信する見方はおすすめできない。
【有馬記念追いきり】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の有馬記念の調教動画はいつ公開されますか?
A1:JRA公式サイトでは、2026年12月24日(木曜)に公開予定と案内されています。参考レース動画などは12月25日(金曜)にJRA公式チャンネルで公開予定、調教動画の掲載ページは12月26日(土曜)午前に更新予定です。
Q2:1週前追い切りと最終追い切りは、どちらを重視すべきですか?
A2:どちらか一方ではなく、両方を比較するのがおすすめです。1週前追い切りでは負荷をかけたときの動きや上積み、最終追い切りでは仕上がりや余力を確認します。調整過程に一貫性があるかどうかを重視しましょう。
Q3:併せ馬で遅れた馬は評価を下げるべきですか?
A3:遅れたという結果だけで評価を下げる必要はありません。相手の能力、追走した位置、追われた強度、馬自身の余力などを確認してください。過去の有馬記念では、2023年の勝ち馬ドウデュースも最終追い切りで併せ馬に首差遅れていました。
まとめ:2026年の有馬記念は公開日と調教過程をセットで確認
2026年の有馬記念は12月27日(日曜)に開催され、JRA公式の調教動画は12月24日(木曜)に公開予定だ。出走馬情報は12月20日、出馬表は12月24日の公開予定となっているため、12月中旬から情報を追い、最終週に調教時計と映像を照合する流れが効率的だ。
過去5年の勝ち馬の最終追い切りを見ると、馬なりで調整した馬が4頭を占めた一方、使用コースや時計、併せ馬の結果はそれぞれ異なっていた。特定のコースや速い時計だけを勝利の条件と決めつけず、1週前からの変化、最終追い切りの反応、折り合い、コース適性を総合的に評価したい。
12月24日の調教動画公開後は、速報で時計を確認し、映像で動きを見て、過去のレース内容と照合する。この順番を守ることで、2026年の有馬記念に向けた追い切り評価を、数字の印象に左右されず、より根拠のある判断につなげられる。 (出典: 有馬 記念 追い きり(Yahoo!ニュース))